OmegaT のセットアップ

4 9 月, 2008 (14:02) | OpenSource


前回ご紹介しました OmegaT について、今回は具体的にどこからインストールして、どうやって使っていくのかについて、簡単に執筆して行きたいと思います。(執筆者の備忘録も兼ねまして・・・汗;)


※ JDK 乃至は、 JRE がインストール済みであることを前提に書き進めます。
1、次のURL : http://sourceforge.net/projects/omegat/ へアクセスし、以下の画面が表示されたら、 "Download" をクリックします。


2、対象となるプラットフォームをクリックします。(今回は "Windows" )


3、 "Browse all files" をクリックして、次の画面へ進みます。


4、今回は、一番最新となる "OmegaT 1.7" をダウンロードします。該当する欄の "Download" をクリックします。


5、 "OmegaT_1.7.3_03_Windows_without_JRE.exe" をクリックするとダウンロードが始まります。


※ダウンロード完了後は、インストールのガイダンス画面に従ってインストール作業を進めてください。

6、 OmegaT を起動し、"プロジェクト"→"新規作成"の順にクリックし、以下のダイアログにて、プロジェクト名を入力し、"保存"をクリックします。


7、以下の画面が表示されたら、原文ファイル言語と訳文ファイル言語が正しいか確認したうえで、確定をクリックします。


8、次の画面が表示されます。

ごらんのように、まだ翻訳する原文ファイルがプロジェクトディレクトリに存在しないため、"翻訳対象ファイル一覧"には、何も表示されていません。ここで一旦 OmegaT を終了します。ここまでの作業で、翻訳を始める準備は完了です。


9、用語集ファイルと、翻訳原文ファイルを追加します。それぞれの配置場所は、プロジェクトディレクトリ配下にある、 "glossary" に用語集ファイルを、 "source" ディレクトリに翻訳原文ファイル配置します。
※ "glossary" に配置できるファイル形式は、 TSV (Tab Separated Value) 形式のテキストファイルになります。原文ファイルに扱える形式は、テキスト、 html 、 OpenOffice.org の3種類です。


10、各ファイルの配置が終了したところで、再び OmegaT を起動し"プロジェクト"→"開く"の順にクリックして、該当のプロジェクトファイル( OmegaT のアイコンが表示されているファイル)を選択して "OK" をクリックします。以下のように、翻訳対象ファイル一覧に、原文ファイルのリンクが表示されるので、翻訳したいファイルのリンクをクリックします。


※執筆者は今回、 html 形式ファイルを選択しました。

11、左側のエディターウィンドウで、カーソルがフォーカスされている行に、同じ文章がならんでいるように見えますが、上の段が原文、下の段が、訳文を記述していくワークスペースになっています。そして、右側上段のウィンドウには、この文章に似たような文脈をもつ文節が存在した場合に、参考訳文として表示されます。(100%一致していると、自動置換されます。)又、右側下段には、さきほど "glossary" ディレクトリに配置した用語集に登録している、単語が文節に存在した場合に、候補が表示されます。

12、一行翻訳して、プロジェクトを保存してみます。


プロジェクトを保存すると、プロジェクトディレクトリ配下にある、 "omegat" ディレクトリ配下の "project_save.tmx" ファイルに、参考訳文が書き込まれます。内容は以下のとおり。


<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
<!DOCTYPE tmx SYSTEM "tmx11.dtd">
<tmx version="1.1">
<header
creationtool="OmegaT"
creationtoolversion="1.7.3_3"
segtype="sentence"
o-tmf="OmegaT TMX"
adminlang="EN-US"
srclang="EN-US"
datatype="plaintext"
>
</header>
<body>
<tu>
<tuv lang="EN-US">
<seg>community</seg>
</tuv>
<tuv lang="JA">
<seg>コミュニティ</seg>
</tuv>
</tu>
</body>
</tmx>


上記 <body> タグにネストされている情報が、文節と参考訳文のマッピングをしていて、翻訳すればするほど、ここに参考訳文のマッピング定義が追加されていきます。つまり、翻訳作業を進めれば進めるほど、のちのちの作業が楽になっていくと言う仕組みであるといえます。

とまぁこんな具合に使っていくわけですが、本稿のコメントに、閲覧した皆様からの TIPS などをいただけるとありがたいです。
質問でもかまいません、是非コメントください。

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Comments

Comment from Kana
Date: 2008 年 9 月 4 日, 11:08 PM

キャプテン、素晴らしいチュートリアルをありがとうございます!

OmegaTは随分前にダウンロードしたのですが、イマイチ使い方が把握しきれずDドライブに置きっぱなしになっていました。
なるほど、こう使うのですね。頑張って活用してみます。

私がもっているのは1.7.3というバージョンなのですが、新しいのが出ているみたいなのでDLしなおそうかな…


Comment from jacksparrow
Date: 2008 年 9 月 4 日, 11:31 PM

>Kana さん
ご閲覧いただきありがとうございます。そうですね、なるべく新しい stable なものを使用していった方が宜しいかと考えます。
以前は zip の展開だけだったのですが、本バージョンから exe 形式に変更されたようです。
また、使い方の Tips や、質問等あれば、遠慮なさらずどんどんここにコメントを下さい。
お待ちしております。
(*`д´)b goo♪


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