IPS_ANNEX

知識と経験は広く浅く。とりあえず何にでも首を突っ込んでみるブログ。

星の大きさ

カテゴリー: 宇宙とか地球とか — Takashi AIDA at 10:19 pm on 木曜日, 1 月 5, 2012

テレビで、ベテルギウスの寿命が近いことを言ってました。オリオン座の角にあるのが一個なくなってしまうのです。うちの奥さんも見ていたんだけど、図解上の地球とベテルギウスの大きさが似たようなものだったので、宇宙のスケールを誤解しているようです。

いやうちの奥さんは 『ベテルギウスってあんなに大きいの?』 と言ったような気がするんですが、逆。地球と隣り合わせに置いたとしたら、たとえばバスケットボールとアリの卵を並べるようなものです。(数値を検証してはいませんが、少なくともそのオーダーの違いがあるんだよ、ということで)

Youtubeで見つけた、『惑星と恒星の大きさ (月からおおいぬ座YV星まで)』 という動画を紹介しておきましょう。月から始まってどんどん大きな星が出てきて、比べものにならない星はどんどん見えないサイズに縮小されてしまいます。

決して、『並べてるのを眺めてたら遠くに行ったから小さく見えるんだ』 という話ではありません。

Sizes of Planets and Stars (from Moon to VY Canis Majoris)

地球は 1分40秒あたり、ベテルギウスは1分08秒あたりで出てきます。

屑=ゴミ、星屑=?

カテゴリー: 宇宙とか地球とか — Takashi AIDA at 1:50 am on 日曜日, 11 月 27, 2011


ISO3200 / F3.5 / 30秒。さすがに全体的にかなり明るくノイジーになったので、トーンカーブを極端にいじった画像です。元画像は600万画素。
2011年11月25日 21:00頃だったかな?

天体望遠鏡の入門機、ラプトル50 で木星の縞と衛星が確認できたのに気を良くして、次の観測対象を探していました。アンドロメダ銀河とかオリオン座大星雲とか。でも矯正視力の弱い私には難しい話で、かつ薄い霧が出始めていました。なので、星野写真を撮り始めました。

すると、木星のちょっと脇っちょにゴミが見えます。なにこれ、ローパスフィルタにホコリでもついたか? いやそれが光点として残るのもおかしな話だ。なんなんだ、これ。


カメラで再生しながら拡大してみると、プレアデス星団 (すばる) でした。さっと望遠鏡を低倍率で向けてみると、視野からあふれそうな6つの星を確認することができました。街灯りで薄い霧が照らされているうえに、私の矯正視力はそんなに良くありませんので、肉眼ではうすらぼんやりとした空のゴミにしか見えないのです。それも、写真をもとに意識的に見ないと気付かない程度です。

ちょうど今は月が出ない時期なので今のうちに様々な天体を観測しておきたいのですが、不慣れなせいかなかなかターゲットを見つけられません。木星の縞と衛星を見られたのは感動モノでしたが。

いっそ、月が出る時期まで待って月面観測から慣れていくことにしましょうかね。

しかしまあなんと言いますか、私の趣味がますます広く浅くなっていきそうです。

ラプトル50 ファーストライト

カテゴリー: 宇宙とか地球とか — Takashi AIDA at 12:37 am on 金曜日, 11 月 25, 2011

初心者のための天体望遠鏡専門店 『スコープタウン』 で売っている、ラプトル50 を注文していたのが届きました。
とりあえず入門機が欲しいのだけどヘタな品物に当たりたくなくて、ホームセンターでうっかり1万円程度のを買ってしまう前にネットで検索していたら見つけたサイト・商品です。7,980円でした。

このショップを見ていると、星好き野郎が楽しんで仕事している様子と入門機にも絶対手を抜かないという姿勢がしっかり見えてきます。そのことは、リコール情報を見ても如実に伝わってきます。だからこのショップを選びました。

詳しい仕様は上記リンク先を見てもらうとして、3つの接眼レンズを交換することで、30倍/48倍/75倍の倍率が得られます。付属の接眼レンズ郡はこれ。

あいにく今夜の空は曇りがち。
星図を見ながら、プレアデス星団(昴)、アンドロメダ星雲、オリオン大星雲等を視るつもりでいたのですがだめでした。かろうじて木星が見え隠れしていたので、こいつをファーストライトの対象にしました。

大げさに描くとこんな感じで、木星特有の縞模様が2本確認できました。実際にはもう少し視野の中で小さかったと思うし、縞もじっくり視て 『あっ!』 と分かるくらい。(48倍時)
画では視野の外をグレーにしましたが、実際は視野の外も真っ暗です。理解のためにこんな描き方をしました。
なんせ雲の動きが激しく視野への導入が困難で、今夜は75倍での観測は諦めました。

ピントを合わせてる間も視野がぷるぷる動くし、もたもたしてると星は視野から消えていくし、慣れるまでちょっと時間がかかりそう。なんせ相手も、太陽が東から西へ動くのと同様に動いてますからね。やっとこさ視野に入ったかと思うといつの間にか視野の外へと消えてしまいます。

逆に言うと、地球の自転のダイナミズムを肉眼で確認できるというわけです。こいつは楽しい。以前、長時間露光での星野写真を撮ったこともありますが、それとも違う。なんせ静かな星空が音も立てずに動いてるんです。

長くても10秒くらいしか木星の縞模様を視ることが出来ませんでしたが、これまでただの光点でしかなかった星が一定の大きさを持った存在に変わったことは、初めて訪れた場所の風景に似た感動を与えてくれます。


このショップ、実は3.11震災で害を被った花巻市にあります。さいわいこのショップには大きな損害はなく、地元から地元を応援しようとする取り組みをしているようです。売上一部募金のステッカーも販売していて、後から 『これも注文すれば良かった』 と思ったのですが、しっかりと鏡筒に貼ってありました。
買わなくても良かったんだというのではなく、この会社の前向きな姿勢が感じられてこちらまでちょっと元気になります。

宇宙のスケール

カテゴリー: 宇宙とか地球とか — Takashi AIDA at 2:02 am on 火曜日, 11 月 22, 2011

よく、宇宙のスケールの大きさを言い表すのに、『太陽を直径1センチのビー玉だとしたら』 なんて言い方をしますね。これ、確かに宇宙の密度は理解できます。でも、宇宙の壮大さを感じるには少々無理があります。

なんと言っても、たぶん誰一人として太陽を目の前で見た人がいないわけで、つまり、太陽を直径1センチに縮小するという感覚からして理解できないのです。身近な地球ですら、目の前で全体像を見た人は少ない。古くはガガーリンから、最近ではISSに乗務(?)している人たち程度です。

うちの奥さんが星を見るのに興味を示し始めたので、後でフリーソフトで太陽系の姿と銀河系の周囲数百万光年までを見せてみました。しかし、そのスケールを理解させるには多分至っていません。なんせ、1天文単位から数百万光年という感覚が分かりません。リカちゃんハウスのスケールから、学校の体育館の広さまでなんて程度ではありませんから。

まして、1天文単位というのも理解しにくい。
頭では、太陽から地球までの平均距離で、光だと8分少しかかると分かっているし、新幹線ひかりで走ったら300年くらいだというのも分かってる。でも、体感するにはあまりにも膨大な距離です。

そんな状態で、シリウスの光は4年前の光、アンドロメダ銀河の光は230万年前なんて説明をすると、とりあえず驚くことはできる。でも、肉眼では到底無理にしても数十億光年遠くの銀河まで観測されているわけです。

§

うちの奥さんは、木星は火星の次だから、木星が見えたらその近くに火星があるはずだと言い出しました。
むろんそんなことはないんですが、多くの人の理解はそんなところにあるのかもしれません。

地球が球体であることは到底意識できずに地面は平べったいと思い込んでいるし、その球体が宇宙空間にぽこって浮いていることなんか想像もつかないし、それが太陽を中心として各惑星ばらばらの角速度で公転していること、それを地球上から観測したらどう見えるかなんてことに至っては、ねえ。

最新の宇宙論は膜宇宙論らしいんだけど、それを論じることができる人は限られています。重力波だけが膜宇宙を飛び出して別の膜宇宙に干渉できるって話で、もしかしたら私たちも別の宇宙の重力波を観測してその姿を見ることができるのかもしれません。
でも、この宇宙を飛び出すという感覚が分かりません。決してボールの内部から皮を突き抜けていくということではなく、ビリヤードテーブルという二次元世界から手玉が3つめの次元へと飛び上がるようなことらしいんだけど、少なくとも私はどう首を回しても前後上下左右以外の次元を見ることができそうにありません。

話を突き詰めていくと 『右と左は定義できない』 なんて話になるんですが、記事が終わりそうにないのでこのへんで。

宇宙人は来るのか来ないのか

カテゴリー: ちらしの裏, 宇宙とか地球とか — Takashi AIDA at 3:45 am on 日曜日, 10 月 30, 2011

会社が嫌。詳細は書かないけど、このブログを読んでいるごくわずかな人の中の、さらにごくわずかの私の知人なら、分かってくれることでしょう。

いっそガミラスの放った遊星爆弾でも降ってくればそんなことも考えずに済むようになるんだけど、むしろ今日の食や明日の命を心配しなければならなくなるので、あまり賢明な希望とも思えません。

それ以前に、期待通りに地球を攻撃してくれるガミラスのような存在があるのかどうか、そこから考えないといけません。
期待を裏切って、非常に友好的な種族かもしれない。それならそれである種の特需が発生し、地球規模で経済が潤って会社の心配も無用になるのかもしれません。でもやっぱり今の会社は好きになれないから、攻撃希望。苦境に立って初めて見える現実というのがあるんですよ。

遊星爆弾は言い過ぎた。人的被害が出ないタイミングで、社内の俺が意図する場所に、うっかり何かを落っことしてくれたらいいや。例えば (比較的平和な例として) 空調設備に落としてくれたら、保険金で空調設備の更新ができます。当然修理の間はお客に多大なご迷惑をおかけすることになりますが、さずがに 『宇宙空間から攻撃を受けまして』 と言えば、納得してもらえると思う。

ここに、会社が嫌だから独立するための新たなビジネスモデルを提唱できます。
『宇宙空間からの攻撃ビジネス』。

今や地球上のどこから攻撃しても、たいがい攻撃元がバレてしまうことでしょう。
でも、さすがに宇宙空間からならたぶん大丈夫。人的被害を出さないということを第一条件に綿密に打ち合わせをし、ターゲットに確実に隕石を落とす仕事です。
多くのビルは設備に保険をかけているので、老朽化した設備を更新したくてもお金がないオーナーさんはうってつけのクライアントとなります。もっとも、保険屋さんが台風でも雷でもない隕石で保険金を払ってくれるかどうか分からないので、そのへんは約款を確認する必要がありそうです。

一歩間違ったら、●●商事のキュービクルでなくて、隣の○○生命ビルを破壊しちまいますが。

隕石の元となる岩石は、地球上から打ち上げるかアステロイドベルトから拾ってくるか、低コストな方を検討しましょう。ただ、落下物の成分分析をやられるとたまらんので、宇宙空間から確保するのが確実ではありそうです。怪しげな打ち上げがあった時点で、いろいろ疑われそうだし。

そんなわけで、怪しげな打ち上げの頻度を減らすため、作業スタッフは基本的に軌道上駐在となります。江戸時代ばりの資源連鎖システムを採用し、地球との行き来を最小限に留めますので、地球往復にかかる生命のリスクも低減できます。

さてそのコストたるや。

保険金で成り立つレベルではなさそうです。
まず駐在ステーションを打ち上げて組み立てないといけないし、資源連鎖システムにかかるコストには開発費も算入しないといけません。また、宇宙空間での放射線被曝リスクを給与に反映しないといけないだろうし、頻度が少ないとはいえ地球との往復機の運用コストもかかります。

どうやら、国家を相手にする仕事にした方がよさそうです。

『ねえねえ大統領、あの国のあの人工衛星、なくなったらいいと思わない?』

このように地表攻撃ビジネスは、宇宙空間当たり屋ビジネスへと成長することになります。

フロント企業も作って、『流星で愛の告白を応援☆』 という商品を展開します。これは儲からなくてもOK。彼が夜空を見上げて指さした方向から、たっぷりと流れ星を見せるお仕事です。これは大気中で燃えて消滅する程度のものなので、どこかに被害を出す心配もありません。
これはあなたにもすぐに始められる仕事です。そこそこの気球に石ころを抱かせたものを上げて、大気圏内の一定高度まで上昇したら石ころを落とすというシステムを作るだけです。飛行機にぶつかったりしたときの賠償責任はご自分でなんとかしてください。

ああ。
ガミラスのような悪意の宇宙人がいない (あるいは来ない) からこんなことを考えないといけないんです。

もっともガミラスの場合、自分たちの母星が寿命を迎えつつあるので移住先を探さないといけないという使命があって、少々そのやり方が荒っぽかったというだけの話なんですが。

全然関係ないけどキムタクのヤマト、そのへんの 『敵なりの人間くささ』 がまったく描かれていない時点でダメ。というかガミラスの戦闘員、スタートレックに出てきた生命体8472みたいだったし、ガミラス自体がボーグみたいな設定 (個であると同時に集合体でもある) だし。
キャラクターの性格も、キムタクのために新たに作り直してるし。アバズレな戦闘機乗りの森雪なんて森雪じゃない。大和撫子な生活班長がなぜかレーダーを睨んでなきゃ雪じゃない。急にレーダーに出現した敵に 『きゃあ』 と言わなきゃだめ。
いくら一升瓶と猫を抱いていても、ハゲチャビンなオヤジじゃないと佐渡先生じゃあないし、酒を飲まない猫なんてミーくんじゃない。
2つのフライホイールがぶんぶん回らない波動エンジンなんて波動エンジンじゃない。いや、あのCGの波動エンジンもちょっとかっこよかったけど、ああいうのは大気環境でなくて真空チャンバーの中で動かして欲しい。

で、キムタクは分かったけど、あとのキャスト、どれが誰? 徳川機関長が釣りバカ日誌のあの人だというのだけは分かった。

まあ、まったく新しく創作された 『チャラ男・古代進とアバズレ・森雪の悲劇のラブストーリー宇宙編』 と思えば、面白い人には面白かったのかもしれません。でも、古代を死なせないと成り立たないというのがどうもねえ。古代を死なせるためだけに全体があるような感じ。その割には、古代と森の間に恋愛感情が芽生える馴れ初めの部分が薄かった。

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