ライブを終えて
最近あんまりライブの記事を書かなくなってましたね。いや、記事自体を書かなくなってました、と言うべきでしょうか。
私が関わるライブがある時は告知からしていこうとは思ってるのですが、何かと頭の中が忙しくて、むにゃむにゃっと。
とある、ピアノ+ベース+ボーカルというトリオのライブ。今回はオーソドックスなスタイルで臨みました。
ピアノは屋根を開けてペンシル型コンデンサマイク (Behringer C-2 1ペア) 、ボーカルは持込の Beta58A、ベースは生音。
リハの中でベースを少し足したいなあと思ったのですが、PAを通したくないというベーシストの意向を重視して、ベースの音圧を基準に全体を作りました。ベーシストの意向に本当に添うならピアノも生音でいきたいんだけど、それではちょっと足りなかった。
上手(かみて)のスピーカとピアノのマイクの位置関係を見てほしい。今回はオペレーションレベルをぐっと落としてるからいいんだけど、これにドラムセットが入って全体の音圧を上げなきゃならないとなると、どこまでもへばりつく低域のハウリングに悩まされることになります。
ベースの音圧を基準にピアノを軽く足して、ボーカルを前面に押し出す程度に留めます。ピアノは本当に足すだけ。ぱっと聴いただけでは 『ピアノも生音かな』 と思わせるくらいにしました。
全体をステレオで作ってるんだけどすべてモノラルに定位させ、ボーカルにかけるリバーブだけをステレオで出します。これでちょっとだけ広がり感を出すんだけど、スピーカレイアウトが理想に遠くて、思ったようなふうにはなりません。
『最初、返しなしでいきますね~~』 と宣言してからリハを始めてもらったんだけど、中音(ステージの中の音)を聞いているとボーカルは返した方がよさそう。あまりがっつり返す必要は感じないんだけど、子音が聞き取りにくい。で、少しボーカルを返してあげたんだけど、……
『あ~、このモニター、要らないですう』 と言われちまいました。
うん、これは、爆音モニターを要求する某ミュージシャンに、私が変に影響されていることの証左でしょう。リハを終えて返しのスピーカを撤去すると、冒頭の写真のように非常にすっきりしたステージになりました。
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17:00というメンバーの乗り込み時刻から計算して、14:30に私たちは乗り込みました。で、のんびり仕込んでマイクをにぎって 『ワンツー』 やろうと思ったら、メンバーが乗り込んできました。16:00。
『いやあ、15時頃こっちに着いちゃって、ヒマをつぶすのも限界で。』 とのこと。
『どっから移動だったの?』
『熊本からです。』
『あ~そりゃあ退屈だったねえ。』
そんな感じでサウンドチェックもそこそこにリハが始まって、気がついたらちゃんとした音になってましたというお話。プレーヤーのテンションを察知して、自分自身のテンションをそれに合わせて音出し~リハに臨むのもPAとしての仕事のあり方だなあ、と思うんです。
