こんにちは、ミヤです。
先日、ついに昨年栽培した山田錦を使ったお酒が発売されました。
「紀土 純米酒 あがらの田で育てた山田錦低精白八十%」です。
「あがら」というのは和歌山の方言で「私たち」という意味です。
100%自社田で栽培した米を使って、80%とあまり米を削らずに使った米の旨みのしっかりとするお酒です。

ラベルはこんな感じ。
使ったお米がどうやって育ってお酒になって行ったのかよく分かるようなラベルです。
僕も早速一本買って晩酌に飲んでみました。

アルコール分が16度と少し濃い目なこともあって、どっしりとした味のあるお酒です。
50℃くらいのぬる燗にすると味が引き立っていい感じ。
味が少し重いなと思う方は少しだけ加水するとよりすっきりとした感じで飲めます。
田植えや稲刈りなど、多くの方に関わってもらってできたお米から造ったお酒です。
紀州の風土をしっかりと味わってもらえるお酒になったと思います。
ぜひ味わってみてください。
こんにちは、ミヤです。
先日収穫した山田錦の乾燥と籾摺りが完了しましたので報告させていただきます。
コンバインで収穫した籾は水分量が多いので保存に適した水分量まで乾燥させなければなりません。
そこで乾燥機で15%弱の水分まで乾燥させます。そのあとに籾殻をはがす籾摺りの工程をへて玄米になります。
米の品種や等級を証明する米穀検査は玄米の段階で受けることになります。
収穫から乾燥、籾摺りまでをマルミ農園さんにお願いしてやってもらったのですが、籾摺りの手伝いに行かせていただきました。

マルミ農園さんの作業場です。大きな乾燥機が並んでいて、その横に籾摺り機や計量器などが並んでいます。
なかなかすごい設備です。

この機械から、籾摺りと選別を終えた玄米が出てきます。
一袋に30kgずつ計って入れてくれる優れものです。

30kgちょうど玄米が入った袋の口を縛っていきます。 写真は袋の閉じ方を教えてもらっている荒瀬くん。
なれないと手早く閉じていくのはなかなか難しいです。

口を縛った袋はパレットに積み上げていきます。
袋を運んでいるのはこのブログも書いている髙木さん。 なかなか力持ちです。

積み上げた米は、それぞれの袋ごとにサンプルをとって検査してもらいます。
この検査で品種の証明をしてもらい、玄米の等級がつけられます。

これが袋から取り出した玄米。 山田錦らしく大粒で心白もはっきりと見えます。 
等級は昨年と同じく二等でした。 虫食いや死米といった少し汚い米がなければ一等をとることも出来る品質だということでした。
昨年よりはいい米が出来たようで少しうれしいです。

袋詰めされた玄米を積み上げてもらいました。 全部で76袋ありました。
一袋30kgなので2280kgの収穫でした。 10aあたり475kgの収量だったことになります。
山田錦では大体10aあたり420kg程度取れればよいと言われているので、なかなかの豊作です。
蔵ではもう今年の造りが始まっています。
今年取れた米を使ってどんなお酒が出来るのか楽しみです。
こんにちは、ミヤです。
稲刈り体験よりも一足先に、皆さんに植えてもらった田以外の田をコンバインで収穫してもらいました。
稲刈り作業をしてくれるのは昨年と同じマルミ農園の水谷さん。
4条刈りの巨大なコンバインを持って稲刈りに来てくれました。

4条刈りともなるととても迫力のある巨大なコンバインです。

この巨大コンバインが、5月から5か月かけて育った山田錦をどんどん飲み込んでいきます。
この機械の中で藁と籾に分けられて、籾だけがタンクに溜まっていきます。

タンクに溜まった籾は一杯になると巨大な布の袋に移していきます。

籾の排出口からは収穫された籾がどんどん出てきます。
どれだけたくさんの米が収穫できたのか、いい米になったのか、楽しみです。

いつも写真を撮っている蔵の裏の田んぼもこの通り。
大きなコンバインがどんどんと刈っていきます。
手前に座っている人と比べるとコンバインの大きさが分かってもらえるでしょうか。

作業開始からおよそ4時間ほどで40aの田を刈り終えてしまいました。
ずっと世話をしていた田がすっきりとしている光景には少しさみしさも感じます。
収穫された籾はマルミ農園さんで乾燥中です。
どれだけの収穫があったのか、今年はどんな品質の米になったのか、また報告させていただきます。
こんにちは、ミヤです。
二度の台風も無事に乗り越え、山田錦はもうすぐ収穫の時期を迎えようとしています。
予想外に穂が熟してくるのが早かったため、手植えした田以外の田は週明けにも
一足先に稲刈りをすることになりました。 米にも収穫の適期があって、
それを逃すと品質が落ちてしまうのです。
美味しいお酒になるためには収穫まで気が抜けません。

田んぼもすっかり黄色く染まってきました。

やはり酒米。穂も米粒もとても大きいです。

写真では見えていないのですが、道路に倒れてしまわないように内側にロープを張ってあります。
しかし、背丈が高いうえに穂が重たいので、道路際の稲はすっかり道路側にしなってしまっています。

来週の土曜日はいよいよ稲刈り体験。
今年は昨年を上回る40名以上の方から参加の申し込みをいただきました。
楽しい稲刈り体験にしたいと思っていますので、お楽しみに。
ご参加いただける方は来週の土曜日にお会いできることを楽しみにしています。
~山田錦稲刈り体験~
1.この稲刈り体験について
最高の酒米といわれる山田錦で和歌山の風土に根ざしたお酒を作ろうと、6月に自社田に植えた苗も今は背が伸び葉が茂り、稲穂が出てきています。自社で作った山田錦のみで初めてお酒を仕込めた昨年、若さ溢れるお酒になりました。「今年はこのお米がどんなお酒に育つんだろう」と、稲の成長を眺めながら期待に胸を膨らませる日々です。
山田錦の収穫を迎える10月15日、今年もお手伝いしていただける方を募集しています。
年齢・性別・経験は問いません!ぜひ、私たちの田んぼに遊びに来てください。
2.日時
平成23年10月15日(土)午前8時45分より (雨天中止)
※午前8時30分より受付開始
3.場所
平和酒造株式会社 自社田
〒640-1172 和歌山県海南市溝ノ口119
アクセス:案内地図をご覧下さい。
4.参加費
無料
5.服装・持ち物
作業のしやすい服、長靴、タオル、帽子、軍手
*鎌は当方でご用意いたします。
*昼食は当方でご用意いたします。
6.申し込み先
平和酒造までお電話・FAX・メールにてお申込下さい。
勝手ながら定員になり次第締め切らせていただきます(先着30名)
Tel : 073-487-0189 Fax : 073-487-4641
メール :sakesake@heiwashuzou.co.jp
平和酒造株式会社
こんにちは、ミヤです。
和歌山県南部では大きな被害を出した台風でしたが、山田錦たちは倒れることもなく無事に育っていっています。
幸いにも穂が出たばかりであまり穂が重くない時期だったので大雨にもかかわらず倒れることもありませんでした。
だんだんと穂も育って重そうになってきたので、道路に倒れ掛からないようにロープを張る作業をしました。

山田錦は背も高くてどんなに注意深く育ててもやはり倒れる恐れがあります。
蔵の周りには近所の方々の生活道路があるのでそこに倒れ掛からないように気をつけなければなりません。
初めて山田錦を育てたときは背丈が伸びすぎて、倒れないようにするためにこのロープがしっかりと役立ってくれました。

出穂から二週間ほどたってだいぶ穂も大きく重そうに育ってきました。
稲刈りまでちょうど一ヶ月、ここからはいい米に育ってくれるように祈るばかりです。
こんにちは、ミヤです。
先週は少しフライング気味の稲穂を紹介しましたが、あれから一週間たった今日は山田錦の花が満開になっています。

ほとんどの株から穂が出てきて、背丈も一升瓶の二倍ほどに育ちました。
ところで皆さん稲の花ってどんなものか見たことあるでしょうか?
稲花粉症の方はこの時期は大変だと思いますが、花をまじまじと見たことのある方はほとんどないと思います。

こうして遠目に見るとなかなか稲穂はわかりづらいですね。

近くで見てみるとなかなか壮観です。

ちょうど咲いている稲の花を大きく撮ってみました。
中央にある籾殻が開いているのがちょうど今咲いている花です。
籾殻の中には小さなめしべが隠れていて、外に飛び出したおしべから出た花粉を使って受粉しています。
一つの花が咲いている時間はほんの一時間くらいですが、
稲の穂の上の方から順に2,3日かけて花が咲いていくのでもう数日は山田錦の花が見られそうです。
大きな米粒に育ってほしいですね。
みなさんこんにちは、ミヤです。
夏休みも終わって山田錦たちは出穂に向けて元気に成長しています。

止め葉(穂が出る前に出る、最後の葉)も出てきて、すっかり一升瓶よりも大きくなってしまいました。
去年のブログと比べてもらうと分かりやすいかもしれませんが、今年は去年よりも稲の背丈が低いです。
倒れやすい山田錦としてはうまく育ってくれたようで、このまましっかり実ってくれるよう祈るばかりです。

今日、田んぼを見回っていると気の早い株はもう稲穂を出していました。
ほかの稲穂よりも一足先に出てくる穂のことを「走り穂」といいます。
あと一週間もするとほかの株の穂も出てきて、稲の花が満開になるはずです。
稲花粉に弱い蔵人のM崎君には大変な季節かもしれませんが、山田錦がしっかり実ってくれるには大事な時期です。
大きな穂がいっぱい出てきてくれることを祈っています。
こんにちは、ミヤです。
暑い日が続きますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
山田錦たちは暑い中とても元気に育っていっています。

前回の投稿よりもさらに大きく、どっしりとしてきました。

道からみていてもだいぶ迫力がありますね。
さて、そろそろ穂が出るまであと20日といったところですが、山田錦の中ではもう穂のもとが育っていっています。
今日はそれを確認したいと思います。
茎を一本抜いてきて、それを根元からカッターで真っ二つに切ると・・・

茎の先になにやらひげのように飛び出ているものが見えますね。
これが穂の元になる幼穂(ようすい)です。

近くで見てみるとこんな感じです。
なんとなく穂のようなものが見えますね。
2~3mm位の大きさなのでそろそろ穂肥(ほごえ)といわれる追肥をやります。
穂が大きくなっていくにはたくさんの養分が必要なのです。
しかし山田錦は大きくて倒れてしまいやすい稲。
穂肥の量やタイミングもよく考えてやらないと背が伸びすぎて倒れてしまいます。
米粒は大きく育って欲しいいけど、背丈は伸びて欲しくない。
なかなか悩ましいです。



