5 月 24th, 2009
2008年3月28日のドラえもん春休みスペシャルで「キー坊が恋をした」、「もうひとつの"緑の巨人伝"」、「ジキルハイド」が放送されました。これは、公開中のドラえもん映画「のび太と緑の巨人伝」の宣伝として企画されたようですが、その内容は、完全にオリジナルとなっていました。その中で、とてもおもしろかった「もうひとつの"緑の巨人伝"」を紹介します。 「もうひとつの"緑の巨人伝"」は、「のび太と緑の巨人伝」で登場する植物星の王女「リーレ」が、まだ小さかった頃のストーリーです。
植物星で弾き語りをする芸人「のびテン」と「ドラぼてん」という、のび太とドラえもんに似た二人が旅をしていると、城を抜け出したリーレが荷台に落ちてきます。そして、一行は「禁断の森」という場所へ迷いこんでしまいます。リーレは、この森にいるという「緑の巨人」を探して、亡くなった両親に会いたいという望みを、どうしても叶えたかったのです。のびテンたちは、リーレの願いを叶えてあげたいと森を散策します。しかし、リーレが崖から落ちてしまい、のびテンたちも谷底へ落ちてしまいます。もうダメだ・・・と思ったその時、リーレの両親の呼ぶ声がします。そして、スルスルと伸びてきた植物たちに助けられます。リーレは、両親の存在身近に感じることができ、城に戻ることにします。そして、のびテンたちを議会に呼び、表彰することにしました。
この「もうひとつの"緑の巨人伝"」は、「のび太と緑の巨人伝」とのつながりは、あまりないかもしれませんが、少女時代のリーレのかわいらしさや、リーレの両親についても知ることができます。また、「のびテン」と「ドラぼてん」の二人が、とても楽しませてくれます。またぜひ放送して欲しい作品です!
5 月 19th, 2009
映画「のび太と緑の巨人伝」は、「ドラえもん」で何度も登場する「裏山」から始まります。この「裏山」は、のび太が通っている学校の裏にあって、のび太が大好きな場所です。
この頂上には、一本杉(千年杉)と呼ばれる巨木が立っています。そして、この木の根元には、25年後にのび太が開けようとしたタイムカプセルなどが埋められています。この一本杉は、遠くから見てもとても目立つので、みんなの目印として使われているようです。小さい頃のしずちゃんは、意外にも木登りが大好きで、大きくなったら一本杉に登ろうと決めていたようです。のび太の仲間たちの中で、最初に登ったのはジャイアンでした。
「裏山」は小さいけれど、池や洞穴があります。この洞穴に、のび太は秘密基地を作ろうとしました。また、木イチゴも取れるので、「裏山」には自然が残っているようです。町の中で気軽に自然に親しむことができる「裏山」ですが、日常的にも多く利用されるルートとなっているために、ゴミが目立つころが残念なところです。
のび太は、学校で嫌なことがあると、いつもこの「裏山」にやって来ます。この「裏山」の暖かい陽だまりや小鳥たちのさえずりが、のび太を慰めてくれて、嫌なこともすっかり忘れてしまうのです。ひみつ道具「心の土」でのび太が「裏山」と心を通わせてみると、「裏山」ものび太をとても気に入っているようです。「裏山」はのび太にとって、憩いのオアシスなのですね。
5 月 18th, 2009
2008年1月20日に、東京都内のスタジオで「映画ドラえもん のび太と緑の巨人伝」のアフレコが行われました。この日、ドラえもんのメインキャラクターの声優さんに加えて、人気女優の堀北真希さん、俳優の三宅裕司さん、「くりぃむしちゅー」の有田哲平さんが「のび太と緑の巨人伝」のアフレコに挑戦しました。
初めてアニメ映画のアフレコに挑戦した掘北さんは、緑の星の王女「リーレ」役を演じました。いつもの女優のお仕事とは一味違い、アニメ映像を見ながら、それに声を合わせていくのが難しかったそうです。堀北さんは、子供の頃からドラえもんが大好きだったそうで、声優のお仕事ができてとてもうれしかったようです。
くりぃむしちゅーの有田さんも、声優のお仕事は初めてです。そのため、初めは、セリフを話すのが速くなってしまい、声を出すタイミングが難しかったみたいです。でも、監督さんから優しく励まされると、うまくしゃべることができました。有田さんが担当するのは、地球から緑を奪おうと企むシラーの手先の「パルナ」です。有田さんの声が、どのように活かされているか、映画を見て確かめてくださいね。 三宅さんの役は、緑の星を旅している長老の「ジィ」役です。「ジィ」は、少し不思議なおじいさんで、ストーリーの重要な存在です。三宅さんも、大人気映画「ドラえもん」のアフレコに参加できたことが、とてもうれしかったそうです。子供だけでなく、成長して大人になっても、みんなドラえもんのことが大好きなんですね。
5 月 15th, 2009
映画「のび太と緑の巨人伝」に登場するキー坊は、この映画が初登場ではありません。雑誌で初めて登場したのは、1984年の「小学4年生」4月号に掲載された「さらばキー坊」です。原作コミックでは、33巻に収録されている「さらばキー坊」で登場しています。
「さらばキー坊」の後も、そのストーリーがとても好評であったことから、その続編となる作品にも登場しています。「さらばキー坊」のテーマが、「自然破壊」であったためか、その続編でも「自然破壊」がテーマとなっています。
当初、「さらばキー坊」でのキー坊は、裏山で成長している若い小さな木でした。裏山では、団地を建設するために森林伐採が進み、自然破壊が行われていました。そこで、のび太とドラえもんは、その若い木だけでも助けてあげようと、ひみつ道具の「植物自動化液」で、若い木を自分の意志で動けるようにします。まさにその若い木がキー坊で、のび太たちと暮らしていくうちに、少しずつ成長していきます。
しかし、ある日、植物星から植物型宇宙人が訪れます。彼らは、地球の植物を救おうと、全ての植物を植物星に移住させる目的で、裏山の樹木をまず宇宙船に吸い上げてしまいます。そのとき、ドラえもんとのび太、キー坊も宇宙船の中に吸い上げられてしまいます。そこで、その計画を聞いたキー坊は、地球では動物と植物が助け合って生きていること、自然破壊を引き起こしてきた人間も、それを反省してきている事を伝え、猶予期間を求めます。
それに対して、植物型宇宙人は、計画を即実行することを中止して、100年間の猶予期間を与えます。そして、100年経ったときに、地球の自然環境が今よりも荒らされていたら、また戻ってくることにします。その際、キー坊は、植物星で優れた文明を学びたいと思い、のび太の下を離れていくのです。
これが、初めてキー坊が登場した作品です。その後も、「ドラえもん のび太と雲の王国」で再び登場します。
5 月 14th, 2009
2008年の映画ドラえもん「のび太と緑の巨人伝」を紹介します。
この物語は、のび太が捨てられた小さな苗木を裏山で見つけ、拾って来るところから始まります。のび太は、その苗木を庭に植えたいとママに言いますが、それを反対されてしまいます。そこで、ドラえもんに相談することにします。ドラえもんのひみつ道具「植物自動化液」によって、苗木は自由に自分で動けるようになります。すると翌朝には、その苗木が小さなかわいい男の子のような姿に変わっています。そして、のび太は、その子に「キー坊」と名付けて、とてもかわいがります。そのうちに、キー坊はさまざまなことに興味が湧くようになり、のび太の家族や友達にも溶け込んでいくのです。ところが、のび太たちが、ある日裏山に行ってみると、巨大な渦が出現していま・・・。
この映画は、「ドラえもん」がリニューアルされてから、3作目となる映画です。のび太たちは、キー坊と共に、植物が支配している「緑の星」へと出発します。そこで明らかになる、恐ろしい計画から地球を守るために、のび太たちが必死に闘う姿を描いています。
この物語の最大のテーマは「環境問題」です。でも、ただ単に自然を大切にしようと伝えるのではなく、自然を大事にしようとする思いやりの心を育てることが重要だと伝えています。そして、子どもたちは楽しみながら「環境問題」に触れることができ、大人たちは少し考えさせられる作品となっています。