恵比寿クラス/背部へのアプローチ

1 月 30th, 2010 by baucafe

 昨夜は恵比寿クラス「ボディワーク入門講座/ロルフ・メソッドに学ぶ」(講師: 斎藤瑞穂、小川隆之)がありました。テーマは「背部へのアプローチ」(参照: 『ボディワーク入門』 p.151-170 / 『これがボディワークだ』 p.85-88 )でした。
 講義では、筋膜の組成とリリース感(筋膜の主成分であるコラーゲンとエラスティンの性質、及びそれらの性質に影響されるリリース過程とリリース感)(参照: 『ボディワーク入門』 p.36、48 )、そして身体構造が崩れる要因(日常・職業・スポーツなどの姿勢・動作、各種ストレス、社会的・文化的要因、など)について説明しました。
 実技練習では、下腿後部、大腿後部、腰背部の3部位を施術対象とし、「エンドフィール」から「リリース」への過程を感覚する練習、及びポジショニングの練習を行いました。

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雑記/生命活動、身体分析・・・

1 月 29th, 2010 by baucafe

生命活動とは、自らによる行動(運動)の結果を刺激として選択し、その刺激を情報化(認知・観察)し、それにより行動(運動)する・・・といった循環である。ある生命活動の本質を知るには、その生命活動を行う生命体自らによる自らについての記述、すなわち「一人称的記述」が必要である。もちろん、それが常に得られるわけではない。

「一人称的世界」が身体と共に立ち上がる。ユクスキュルはこの世界を「環世界( Umwelt )」(参照: 『生物から見た世界』)と名付けた。これこそ、生命システム最大の特徴である。

身体分析(姿勢・動作分析)(参照: 『ボディワーク入門』 p.83-94 )という「テクニック」は、クライアントの身体に対し無影響ではあり得ない。もっと言えば、それは身体変化を直接的に起こすためのアプローチである。

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雑記

1 月 28th, 2010 by baucafe

「出来る」という言葉はしばしば「自信」を持って発せられるが、「出来る」は「出で来る(いでくる)」が変じたものである。すなわちこの言葉には、「自ら(みずから)為す」のではなく「自ずから(おのずから)成る」という意味合いが込められており、「自ら」を超えた「働き」への感受性が表明されている。

生命を「個」と捉えるとき、「生-死(生まれること-死ぬこと)」が発見される。ヴァイツゼッカーは、「生命それ自身は決して死なない。死ぬのはただ、個々の生きものだけである」(引用: 『ゲシュタルトクライス』 p.3 )と述べている。

「〈身体知〉は、意識のレベルに上らない運動制御、姿勢の保持や調節のために働くさまざまな反射機構などをも含みます。運動技術を向上させるためには、これらを有効に活かすと同時に、一方では意識的な制御も行わなければなりません。ロルフィングのユーザーには、運動技術の実践的専門家であるアスリートやパフォーマーも多いので、この辺りの研究は欠かせません」(引用: 『これがボディワークだ』 p.127 )

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横浜クラス/第1セッションから & お知らせ

1 月 27th, 2010 by baucafe

 一昨日(月曜日)の夜は、横浜クラス「ボディワーク入門講座/ロルフ・メソッドに学ぶ」(講師: 斎藤瑞穂、小川隆之)がありました。テーマは「(ロルフィング)第1セッションから」でした。今回は資料として、『これがボディワークだ』 Appendix 「ロルフィング・テクニック集/クラシカル・レシピ 第1セッション」( p.154-159 )のコピーを配布しましたが、その中から大胸筋、前鋸筋、小胸筋に対するテクニックを選び、実習しました。
 大胸筋に対しては、指標(ランドマーク)として鎖骨と胸骨を確認した後、胸肋部、鎖骨部、停止部の施術(加圧法+腕のムーブメント)を行いました。ムーブメントの方向、角度を工夫することによって、各部(鎖骨部、胸肋部、腹部)を選択的に働かせることが出来ます。
 前鋸筋に対しては、下方筋尖(外腹斜筋と噛み合う辺り)の施術(加圧法+肩甲骨のムーブメント)を行いました。加圧法は圧の方向を変えながら行いました。
 小胸筋に対しては、指標として烏口突起を確認した後、大胸筋腹部線維の外側から後側へ手指を挿入し、「ソフトタッチ」で(腕神経叢、腋窩動脈などが直下を通るので)施術(加圧法+肩甲骨のムーブメント、あるいは呼吸を用いたムーブメント)を行いました。小胸筋へスムースに到達するためのコツは、大胸筋の後側へ手指を挿入する前に、先ず手掌全体を胸郭に密着させることです。

 * 1月26日、OPENPATH 認定ボディワーカーの資格が更新され、同時に、用いるテクニックによって3種の資格( Fascia Worker、Somatical Worker、Integrative Worker )に分けられました。今回、資格更新者を含め、8名の Fascia Worker が誕生しました(現在、OPENPATH 認定資格者は全8名となりました)。

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いのちのながれから

1 月 26th, 2010 by baucafe

  う ま れ ま わ れ う ま れ

  い の ち の な が れ か ら

  ま わ れ う ま れ ま わ れ

  こ と し て き り と ら れ

  う も れ ま わ れ う も れ

  わ た し は し を に な う

  ま わ れ う も れ ま わ れ

  あ き る ま で こ と し て

  ま わ れ ま わ れ ま わ れ

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触察解剖学講座 第2回

1 月 25th, 2010 by baucafe

 昨日の午前中は、恵比寿( STUDIO-J )で「触察解剖学講座 第2回」(講師: 斎藤瑞穂、小川隆之)がありました。
 今回の触察対象は、小胸筋、上腕二頭筋、烏口腕筋、肩甲下筋の4筋でした。
 小胸筋は、起始部である烏口突起と停止部の1つである第3肋骨で触察しました。第3肋骨での触察は、先ず大胸筋の上から、次に下から(大胸筋腹部の外側から手指を潜らせて)行いました。大胸筋の下から触察する場合には、手指(あるいは手掌)全体を胸郭に密着させ、それからその手指を小胸筋へ向けて胸郭上を滑らせます。被術者は、触察施術を受けながら肩甲骨を前‐後傾し、小胸筋を活動させました。
 上腕二頭筋は、筋腹(長頭及び短頭)、結節間溝で長頭の腱、烏口突起で短頭の腱、そして停止部の腱を触察しました。被術者は、肘関節を屈曲し、上腕二頭筋を活動させました。
 烏口腕筋は、烏口突起で起始部、上腕二頭筋短頭の内側で筋腹を触察しました。被術者は、肘関節を屈曲した状態(上腕二頭筋を少し弛緩させた状態)で肩関節を内転し、烏口腕筋を活動させました。
 肩甲下筋は、小結節、烏口突起の直下、肩甲骨外縁近くの3点で触察しました。また、3点同時に触れる練習もしました(手指の使い方を工夫する必要があります)。被術者は、上腕を内旋し、肩甲下筋を活動させました。
 受講生の皆様は、時間があれば「セルフ触察」で復習してみてください。またご質問があれば、掲示板にお書き込みください。

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雑記/心は自律的で閉鎖的なシステム、大胸筋と肩甲下筋のバランス

1 月 24th, 2010 by baucafe

心は自律的で閉鎖的な(オートポイエティックな)システムである。・・・たとえば発せられた言葉は、その意味内容が聞く者の心中へ直接に「転送」されるわけでなく、単に刺激として投げかけられるのみである。心はその刺激を受け、「個人史」に基づいて自律的に(つまり自己言及的に)作動する。

自己言及パラドクス(例: 「クレタ人は嘘つきだ」とクレタ人が言った)で「誤作動」を起こすのは、論理主義者(フレーゲ、ラッセル・・・)かコンピュータくらいである。

上腕骨内旋の際、大胸筋が肩甲下筋より優位であれば、上腕骨頭がやや前方滑走する。これは時より見られるケースであるが、大胸筋停止部周辺の施術を行った後(単純な短縮であれば、それで十分である)、両筋の運動を導き、出力をバランスすれば、前方滑走は起こらなくなる。

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雑記

1 月 23rd, 2010 by baucafe

言葉の意味は絶えず揺らいではいるが、詩人はそれをさらに大きく揺るがすことで未知の世界を現出させる。

脳内プロセスの科学的記述は常に三人称的(客観的)であるのに対し、私たちの固有覚的表現は常に一人称的(主観的)である(参照: 『これがボディワークだ』 p.113-116 )。

主体は言語主体(「私」)と身体主体(からだ soma )(参照: 前掲書 p.123-127 )から成る。発生的に見て身体主体が言語主体の基盤ではあるが、両者は相互支持的に統合されなければならない。

たとえば施術のプロセスを情報の循環として捉える。・・・触察手技により複数点(身体部位)から得られる空間的差異の情報、リリース手技により1点(身体部位)から得られる時間(経時)的差異の情報、それら情報の循環・・・

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ロルフィングの5原理について/『これボディ』からの引用

1 月 22nd, 2010 by baucafe

 ロルフィングには「5原理」と呼ばれるものがあります。ストラクチュラル・インテグレーション( Structural Integration )に固有な身体の捉え方を5つの言葉にまとめたものです。セッションに臨むとき、この5原理は大いに役立つので、私はロルファーではありませんが常に参考にしています。
 以下は『これがボディワークだ』からの引用です。

 ロルファーが経験不足から、セッションにおいて5原理を適用することが難しいと感じているのなら、「これから起こそうとする変化」に関して以下のように自問するだけでもよいでしょう。すなわち、「身体の他の部分、あるいは状態が、この変化(これから起こそうとする変化)を支持できるのか?」と。この問いの中に、5原理が集約されています。というのは、以下のように問うことになるからです。「身体全体を意識できているか(ホーリズム)、この変化を支持する身体構造が現にあるのか(サポート)、この変化を動作の中で効果的に(すなわち拮抗調和的に)利用できる身体機能があるのか(パリントニシティ)、この変化に対し身体の全構造は適用できるのか(アダプタビリティ)、この変化を起こした状態でセッションを終わらせたとして、この変化は持続(進行)するのか(クロージャー)」。(引用: 前掲書 p.55 )

 * 『これがボディワークだ』 Section 3-3 ( p.45-55 )に、5原理についての説明が記載されています。

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続 嗚呼、青色申告・・・

1 月 21st, 2010 by baucafe

 青色申告会のスタッフさん(税理士さん、なのかな?)が懇切丁寧に教えてくれたおかげで、何とか「ブルーリターン」の使い方は(多分)分かりました。
 振替伝票の記入方法(金額を借方に入れるのか、それとも貸方なのか、など)が未だ理解不十分(「不可能」?)のようなので(商学部卒なので、この辺はサンザンやらされたはずなのですが・・・)、単純な帳簿記入(売上、各種経費など)から手を付けています。
 個人事業主から会社設立に至った知人・友人も結構いるのですが、社長さんはもっと大変なんだろうな、きっと。いや、会社になれば、会計士さんに頼んでいるか・・・

 * 
セッション予約(シン・インテグレーション、クレニオセイクラル・ワーク / 担当: 小川隆之)をご希望の日時に取れず、キャンセル待ちをご希望の方は、ご希望の期間、曜日、時間帯などを明記の上、openpath■hotmail.com へお申し込み下さい。

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