11 月 8th, 2009 by
baucafe
今日の午前中は、新宿クラス「ボディワーク入門講座/筋膜リリース法」(講師: 斎藤瑞穂、小川隆之)がありました。テーマは前回の続きで「横のライン(腸骨稜より上方)」(参照: 『ボディワーク入門』 p.123-133 )でした。
前回の講義で、横のラインとライン上の5指標(耳介、肩峰、大転子、腓骨頭、外果)に関し説明したので、今回は、第12肋骨を話題にしました。「身体部位に1箇所しか触れられないとしたら、どこに触れるか?」という質問に対し、アイダ・ロルフ(ロルフィングの創始者)が「第12肋骨に触れる」と答えたというエピソード(参照: 『これがボディワークだ』 p.75-76 )を紹介し、その理由の1つとしてこの骨に付着する筋群に関して話しました。
実技練習では、前回は大転子より下方(足方)の施術を行ったので、今回はその続きとしてそれより上方(頭方)での施術となりました。
先ず側臥位になり、大転子を基点として骨盤内に仮想の軸を作りました(そうすることで、横のラインを保つと共に、腹横筋を始めとする安定筋群を刺激できる体勢が作られます)。その後、配布した資料に基づき、腸骨稜と第12肋骨に関わる筋群(腰方形筋を中心)に対し働きかけました。
腸骨稜上では、腰方形筋を中心に、腹筋群(外腹斜筋、内腹斜筋、腹横筋など)、脊柱起立筋群などに対し、第12肋骨の位置では腰方形筋、横隔膜などに対し、そして腸骨稜と第12肋骨との間隙では腰方形筋を中心に、腸腰筋(腹側)、脊柱起立筋群(腸肋筋、最長筋のみ)(背側)などに対し働きかけました。
また、手技操作と併用するムーブメントに関しては、始めに骨盤内に作った仮想の軸を中心とした回転運動、傾斜運動などを精確に行うようにしました。
加えて、第12肋骨と第11肋骨とを間違えて施術しないために、横のラインを確実に仮想すること、第12肋骨に対する手技圧を加減することなどを「注意」としてお伝えしました。
* OPENPATH に頂いた「お申し込みメール」が1通開けません。返信がない、また返信が遅れているなど、心当たりのある方は、ご面倒をおかけいたしますが、ご再送をお願いいたします。
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11 月 6th, 2009 by
baucafe
現象学では、意識に現前するものを正しく反省することによって、真実が捉えられるとする。
そうであれば、ボディワークが対象の1つとする、たとえばスポーツ動作に対し、現象学的な捉え方は適用でない。野球のバッターは意識を通さない知覚に助けられてこそ、初めて速球に反応できる。
・・・と言うよりそれ以前に、「現前する」とは、視覚(見ること)に基づいた表現であり、ボディワークが重要視(この言葉も視覚的であるが)する体性感覚(体感すること)に関して用いるのは適当でないと思われる。
現象学がボディワークの臨床に適用されるためには、知覚と身体運動の連繋に対するより緻密な(「現象学」を超えて現象学的な)反省と、感覚モダリティの真剣な研究が必要であろう。
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11 月 5th, 2009 by
baucafe
今期はお休みをいただいた多摩クラスですが、来期(来年1月~3月)から「基礎から始めるムーブメント・ワーク/ロルフムーブメントをベースに」というタイトルで再開いたします。
講師は斎藤瑞穂(ロルフムーブメント・プラクティショナー、公認ロルファー)と小川隆之(シン・インテグレーション・プラクティショナー)です。
ソマティクス及びロルフムーブメントに興味をお持ちの方、ヨガ、ピラティス、バレエなどのパフォーマンス向上を目指される方は、奮ってご参加ください。
【多摩クラス「基礎から始めるムーブメント・ワーク/ロルフムーブメントをベースに」】
主催: JEUGIA カルチャーセンター多摩センター三越
会場: 多摩センター三越3階
期間: 2010年1月~3月
曜日: 第1、3日曜日
時間: 12:00~14:00
料金: 主催者にお問い合わせください。
お問い合わせ・お申し込み: 042-357-5303
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11 月 5th, 2009 by
baucafe
昨夜は恵比寿クラス「ボディワーク入門講座/筋膜リリース法」(講師:斎藤瑞穂、小川隆之)がありました。テーマは「セッション実習」でした。
恵比寿クラスはカルチャースクール講座ではなく、OPENPATH 主催の講座なので、期間の限定もメンバーチェンジもないため、テキストである『ボディワーク入門』にある項目を全てやり終えることができました。今回は、これまで学んだことを基に交換セッションを行いました。
2名ずつの組を作り、受け手と与え手を決め、姿勢分析とセッションを行ったのですが、姿勢分析は1組ずつ他の受講生の前で行いました。他の受講生から、また私たち講師からも意見が出され、施術対象部位を決め、セッションに入りました。
姿勢分析の結果、胸鎖乳突筋、板状筋、大胸筋、棘筋、最長筋、腸肋筋、大腰筋、腸骨筋、大腿四頭筋、ハムストリングス、腸脛靭帯、前脛骨筋、ヒラメ筋などの筋膜が施術対象となりました。
施術終了後の確認で、どの組も例外なく姿勢が改善されており、素晴らしい結果となりました。
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11 月 3rd, 2009 by
baucafe
今日は、ワークショップ「ムーブメント・ワーク 序章/動作によって変化を起こす」(講師:斎藤瑞穂、小川隆之)を開催しました。
ムーブメント・ワークの理論的背景については、今回は認知的(生理的でなく)な部分を説明しました。すなわち、・・・動作を有効なものとするためには、身体内-外の、分離された空間を統合しなければなりません(参照: 『これがボディワークだ』 p.123 「身体内外の空間を連続させる」)。そのため、ムーブメント・ワークを行う場合、体軸/身体座標と重心軸/外界空間座標とを一致させる作業が必要となります。身体座標とは、身体の位置、動きの方向、速度、圧迫、接触などの複合情報から形成される座標であり、外界空間座標とは、視覚系からの移動情報、前庭系からの重力慣性力情報などから形成される座標です。
さらに、動作を有効なものとするに止まらず、それを洗練させるためには、動作を知覚する能力を向上させる必要があります。それは、知覚の連続的変化を体験することで可能となるでしょう。その場合、技術的にはムーブメント自体の単純化と同時に、感覚モダリティの多様化(特に体性感覚は、単一でなく幾つかの感覚を含みますので・・・)が必要です。また、知覚し注意を向けるべき対象を明確にしなければなりません。それにより、学習効果を確実なものとすることが可能となります。・・・
実技練習では、参加者の方々にムーブメント・ワークを体験していただいた上で、その基本的な誘導手順(「ムーブメント・ワークの手順 6段階」)を習得するために、誘導練習をペアを組んで行っていただきました。ムーブメント自体は出来るだけ単純化したものを選択し(定型のロルフ・ムーブメント(参照: 『ボディワーク入門』 p.143-144、175-176 )も用いました)、知覚体験を重視しました。
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