「ムーブメント・ワーク 序章」を開催!

11 月 3rd, 2009 by baucafe

 今日は、ワークショップ「ムーブメント・ワーク 序章/動作によって変化を起こす」(講師:斎藤瑞穂、小川隆之)を開催しました。
 ムーブメント・ワークの理論的背景については、今回は認知的(生理的でなく)な部分を説明しました。すなわち、・・・動作を有効なものとするためには、身体内-外の、分離された空間を統合しなければなりません(参照: 『これがボディワークだ』 p.123 「身体内外の空間を連続させる」)。そのため、ムーブメント・ワークを行う場合、体軸/身体座標と重心軸/外界空間座標とを一致させる作業が必要となります。身体座標とは、身体の位置、動きの方向、速度、圧迫、接触などの複合情報から形成される座標であり、外界空間座標とは、視覚系からの移動情報、前庭系からの重力慣性力情報などから形成される座標です。
 さらに、動作を有効なものとするに止まらず、それを洗練させるためには、動作を知覚する能力を向上させる必要があります。それは、知覚の連続的変化を体験することで可能となるでしょう。その場合、技術的にはムーブメント自体の単純化と同時に、感覚モダリティの多様化(特に体性感覚は、単一でなく幾つかの感覚を含みますので・・・)が必要です。また、知覚し注意を向けるべき対象を明確にしなければなりません。それにより、学習効果を確実なものとすることが可能となります。・・・
 実技練習では、参加者の方々にムーブメント・ワークを体験していただいた上で、その基本的な誘導手順(「ムーブメント・ワークの手順 6段階」)を習得するために、誘導練習をペアを組んで行っていただきました。ムーブメント自体は出来るだけ単純化したものを選択し(定型のロルフ・ムーブメント(参照: 『ボディワーク入門』 p.143-144、175-176 )も用いました)、知覚体験を重視しました。

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