「触察ベーシック 1」が開催されました!

6 月 21st, 2009 by baucafe

 今日は「触察ベーシック 1」(講師:斎藤瑞穂、小川隆之)がありました。今日のカリキュラムは、ロルフ・メソッドの第1~4セッションに対応する施術対象部位の触察実習でした。ちょっと時間切れで出来ない課題も幾つかありましたが、以下のような内容でした。

 1.胸骨、鎖骨、烏口突起などを指標とし、大胸筋と小胸筋を触察しました。注意すべき点は、先ずは大胸筋の停止部です。この部分の腱は、機能的に二分され、それらが互いに拮抗的に働くので、分割触察できなければなりません。次に小胸筋の触察に関しては、この筋の直下を腕神経叢と腋窩動脈が通過するので、それらを避ける手技を知る必要があります。

 2.肩甲骨本体、肩甲棘、肩峰、烏口突起などを指標とし、回旋腱板(肩甲下筋、棘上筋、棘下筋、小円筋)と前鋸筋を触察しました。肩甲下筋は、上胸部と腋下部から触察しました。背部から、つまり肩甲骨内側縁から手指を差し入れる方法では、前鋸筋を通してしか触察できず、施術となればそのことが肩甲骨の動きを乱す可能性があります。棘上筋、棘下筋、小円筋、前鋸筋に関しては、特に困難はなかったと思います。

 3.足部骨格を触察しました。第5中足骨から第1中足骨、内側・中間・外側楔状骨、舟状骨、立方骨、距骨、踵骨の順に調べていきました。第5中足骨と舟状骨にある粗面がよい指標となります。踵骨と距骨の関節は、内側と外側とでは様相が違いますので、注意が要ります(内果、外果の高さも影響しています)。

 4.腸骨稜、第12肋骨、横突起を指標とし、腰方形筋を触察しました。この筋は両手で挟み込むように触察できます。指標として、第12肋骨と第11肋骨を決して間違えないようにしてください(身体側面に架空の補助線を必ず引いてください)。

 5.大胸筋停止部の腱、結節間溝、烏口突起を指標とし、上腕二頭筋を触察しました。長頭と短頭は筋腹の位置で明確に区分できたかと思います。また停止部の腱とそれに続く腱膜を調べました。

 6.大腿内側で長内転筋を触察し、その後方から小転子へと(長内転筋と薄筋の間を通り、短内転筋の後側を避け、大内転筋の「フロアー」を越えて)手指を沈め、股関節屈曲による腸腰筋の動きを触察しました。

 ご参加いただいた皆様、大変ありがとうございました。何かご質問などございましたら、お伝えしたアドレスへご連絡ください。

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