骨盤背側にて

3 月 10th, 2009 by baucafe

 大きく口を開け、下を向いたポケット、それが大殿筋である。進入角度を誤らなければ、ポケットの中身(深層構造)を詳しく調べることができる。
 ポケットの縁は外側へと斜めに下り、腸脛靭帯と合するが、そのまま辿り続けると、緩いカーブを描いて大腿骨へと至る。
 ポケットの縁を捲り(難しければ、股関節の屈曲に頼ればよい)、坐骨結節から坐骨枝を辿れば、第4セッション(*注)の領域へと入る。反対に坐骨切痕へ向かえば、深層筋群の走行を外側に確認しながら進むことになる。
 太く硬質なコードが深層6筋を寝床にして下降する様子を確認できるが、それが坐骨神経管である(このコードは膝裏では、脛骨神経管、総腓骨神経管としてより明確に触察することができる)。
 大転子周辺に緊張がなければ、大転子の稜線を小転子まで辿ることができ、第4、5セッションの「果実」を収穫することができる。・・・

(*注) S I の第4セッション。全部で10セッションある。

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