延長された心

2 月 18th, 2009 by baucafe

 たとえば第2セッション( 『ボディワーク入門』 p.27-28 )で足部を触察します。
 指骨を屈曲させると中足骨頭が出現します。第5中足骨粗面の後方で立方骨と踵骨を捉えます。楔状骨群の骨的硬質から舟状骨へ移行し、さらに距骨の靭帯的硬質へと至ります。そこから内側へ向かい、続いて後方へ展開すると載距突起が現れ、その辺りで内側縦足弓の形状を確認します。
 さて、こうした骨格構造の中にも、つまり各関節間にも、「延長された心」が存在しています。

Posted in ボディワーク | No Comments »

ラインのロケーション

2 月 17th, 2009 by baucafe

 ラインのロケーションを示すため、説明上、解剖学的な指標を用いたとしても、ラインは本来的に解剖学とは関わりがない。そればかりか、身体上を通ることさえないのだ。
 たとえば SI 第3セッション( 『ボディワーク入門』 p.27-28 )の側面ライン( lateral line )は、5つの指標(耳介、肩峰、大転子、腓骨頭、外果)を通るとされるが、これらを施術において静的・構造的な観点から直線で結ぼうとするなら、多くの身体運動を妨げてしまうだろう。
 誰もラインを指し示すことはできない。なぜならそれが、「脳の中」に引かれているからだ。

Posted in ボディワーク | No Comments »

触察ベーシック 第1回

2 月 16th, 2009 by baucafe

 昨日は、ワンデイ・ワークショップ「触察ベーシック 第1回」(講師:斎藤瑞穂小川隆之)がありました。今回の触察は、SI (*注)の第1~4セッションで施術対象となる部位に対して行ないました。
 触察のワークショップで「ワンデイ」というのは、参加者の皆さんにとって、なかなか大変だったかもしれません(体力が要りますね)。それも「ベーシック」を謳っていながら、一部「触察マラソン」(難易度が高め)的な内容も盛り込んでいましたので、もしかすると皆さん、“too much ” だったかもしれません(汗)。難しかった部分に関しては、復習の機会を設けたいと思います。また、ご感想・ご質問などいただけたらと思います。
 今回は、ご参加をありがとうございました。シリーズで開催していく予定ですので、これに懲りずご参加いただけたらと思います。

(*注)Structural Integration 「構造的身体統合法」の略称。アイダ・ロルフが創始したボディワーク・メソッドの総称。日本では、ロルフィング、シン・インテグレーション、ヘラーワーク、GSI などが知られています。

Posted in 各種講座・ワークショップ | No Comments »

筋力だけでは・・・

2 月 15th, 2009 by baucafe

 筋力の強化だけでは、パフォーマンスは「劣化」するばかりです。パフォーマンスを向上させるためには、それだけでは不十分です。
 強化した筋力をパフォーマンスの中で上手く強調させるような、上位中枢の神経制御が必要となります。それにはコオーディネーション・アプローチ(*注)が必須です。

(*注)中枢から末端までの回路を効果的に形成するためのアプローチで、ボディワーク・セッションの中では、ムーブメント・ワーク、ソマティック・プラクティスなどが行なわれています。

Posted in ボディワーク | No Comments »

触察手技/触覚的世界の展開

2 月 14th, 2009 by baucafe

 触察手技は、解剖学書的な平面世界を大した参考にはできません。
 解剖学書は言ってみれば、世界に対する世界地図のようなものです。地図の上を旅することは不可能です。
 たとえ触察の旅を同じ地点から始めても、また同じ目標へ向けたとしても、触察手技の先には、手指の進入する角度・深さ・動きなどによって全く異なる触覚的世界が展開します。
 たとえば、大腿筋膜張筋と縫工筋の間から大腿直筋の起始へ向かったとしても、大腿直筋をどう越え、大腿動脈をどう避けるかによって、大腿骨頭への経路は全く違ってきます。
 長内転筋と薄筋の境界から始めても、指先がほんの数度傾けば、行き着く先が大内転筋であったり短内転筋であったりします。

Posted in ボディワーク | No Comments »

「触察ベーシック」、あと少数名募集!

2 月 13th, 2009 by baucafe

 先日、告知させていただいたワンデイ・ワークショップ「触察ベーシック」(第1回/2月15日、第2回/3月1日)ですが、少数名の空きがありますので、参加希望の方は本日13日までにお申し込みください。

【第1回】
日時:2月15日(日曜日)9:30-16:50
会場:東横線白楽駅近辺
講師:斎藤瑞穂小川隆之
内容:(1)胸部から肩甲骨にかけて(ロルフィング第1セッション)
   (2)膝から足部まで(同第2セッション)
   (3)からだの側面に沿って(同第3セッション)
   (4)重心線の周囲(同第4セッション)
料金:10000円
募集人数:あと1名

【第2回】
日時:3月1日(日曜日)9:30-16:50
会場:東横線白楽駅近辺
講師:斎藤瑞穂、小川隆之
内容:(1)腹部から大腿部の周囲(ロルフィング第5セッション)
   (2)背中から臀部にかけて(同第6セッション)
   (3)頸部から顎にかけて(同第7セッション)
料金:10000円
募集人数:あと2名

お申し込みは
・ お名前
・ 携帯など緊急連絡先(講師の急病などのお知らせ以外には使用しません)
を明記の上、openpath@hotmail.com へお願いいたします。

Posted in 各種講座・ワークショップ | No Comments »

シリーズ・ワークショップ 「パフォーマーのためのボディワーク」

2 月 12th, 2009 by baucafe

 昨日は、シリーズ・ワークショップ「パフォーマーのためのボディワーク」(講師:斎藤瑞穂)の応用編第1回に参加しました。
 数年前、斎藤が講師を務めるソマティクス系のワークショップにアシスタントとして参加したことがあり、そのときの内容はサルサに特化されたものでしたが、サルサについて無知の私でも楽しめ、かつ役に立つ内容でした。それで今回は体験重視の構えで、受講者として参加することにしました。
 今回は、解剖学、体性感覚、コオーディネーションなどの説明から始まり、体幹の筋群を上手く使って中心軸からの動きを作り出す方法を実地体験しました。ソマティック・プラクティスによって脊柱を調整し、その可動域を広げるテクニック(チャクラ・テクニック)などは、「目から鱗」でした。その他にも、腹横筋を使って姿勢を安定させる練習、個々の体幹筋群を個別に作動させる練習など、盛りだくさんの内容でした。
 また空きがあれば、参加を希望します。

Posted in 各種講座・ワークショップ | 1 Comment »

視覚、体性感覚、前庭感覚

2 月 11th, 2009 by baucafe

 身体各部間の連結、かつ身体と外界との位置関係を検出するために、私たちの身体は3種類の感覚を用いています。
 すなわち、視覚(視覚的な水平、垂直)、体性感覚(関節、筋肉、皮膚にかかる力)、前庭感覚(三半規管による回転加速度、耳石による直線加速度)の3種類です。
 またこれらは、身体図式の形成に関わる感覚群です。

Posted in ボディワーク | No Comments »

横浜クラス/横のラインへのアプローチ

2 月 10th, 2009 by baucafe

 昨日は横浜クラス「実践ボディワーク講座/ロルフ・メソッドに学ぶ」(講師:斎藤瑞穂小川隆之)がありました。テーマは「横のラインへのアプローチ/ショート第3セッション」でした。
 講義では、筋膜リリース法とソマティクスについて話しました。実技練習では、横臥位で大転子、腸脛靭帯、腸骨稜、前鋸筋、三角筋を起点として、筋膜リリース法とムーブメントを併せたテクニックを行ないました。

Posted in カルチャースクール講座 | No Comments »

新宿クラス & 触察マラソン第3回

2 月 9th, 2009 by baucafe

 昨日の午前中は、新宿クラス「ボディワーク入門講座/筋膜リリース法」(講師:斎藤瑞穂小川隆之)がありました。テーマは「後面のライン(背中)」( 『ボディワーク入門』 p.158-166 )でした。
 講義では、「インナーマッスル/アウターマッスル」と「安定筋/動作筋」という2種類の筋肉分類法の違いについて解説しました。前者が「ロケーション」、後者が「働き」に基づいた分類法で、実際の施術に利用するときには、前者はあまり役に立たないことを説明しました。ボディワークではもちろん後者の分類法を採用しています。その後は、体幹の安定筋、動作筋について話し、実技練習に入りました。
 実技練習では、肩甲骨、脊柱、腸骨稜をランドマーク(指標)として用い、背中の筋筋膜をリリースしました。皆さん、とても手技使いが巧みだったと思います。

 午後からは、横浜で「触察マラソン第3回」(講師:小川、斎藤)がありました。今回の内容は以下のとおりでした。
 1.腹直筋、外腹斜筋、内腹斜筋の触察。各筋を個別に触察しました。腹直筋は腹部から持ち上げました。外腹斜筋と内腹斜筋の層の違いは触察時のムーブメントを利用することで明確に感じ取れたと思います。
 2.腹横筋、多裂筋の触察。触察する人より触察される人のほうが、これら2筋を活動させなければならず、苦労したと思います。しかし、活動させる方法も触察の仕方も、皆さん、習得できたのではないでしょうか。
 3.坐骨、大転子、大殿筋、中殿筋の触察。坐骨、大転子の触察は問題なかったと思います。大殿筋の形は、皆さん、意外だったようですが、ばっちり触察できていました。中殿筋との境目も問題なしでした。
 4.中殿筋、大腿筋膜張筋、小殿筋の触察。これらは触察時の、股関節と膝関節の屈曲、伸展、回旋を間違わなければ確実に区別がつきます。
 5.大腿直筋、大腿骨頭の触察。大腿直筋は問題なかったと思います。大腿骨頭については、今回は横臥位、腹臥位、背臥位の順で行ないましたが、最後の背臥位で行なったものについては、大腿直筋を越え、大腿動脈(胸大動脈 → 腹大動脈 → 外腸骨動脈 → 大腿動脈)をよけて触察する方法ですので、少し難しかったと思います。これについては、復習の機会を持ちたいと思います。
 参加者の皆さん、本日はありがとうございました。

 2月15日、3月1日は、今回の「触察マラソン」の基礎編とも言える「触察ベーシック」が開催されます。特に今回は、ロルフィングの第1~7セッションに合わせた構成になっていますので、ロルフィングに興味がある方にもオススメです。まだ席がありますので、奮ってお申し込みください。

Posted in カルチャースクール講座, 各種講座・ワークショップ | No Comments »

« Previous Entries Next Entries »

ホットワード padding margin 小川隆 日記 カルチャー
割引クーポンまとめ情報 - クー割