ロルフィング関連書籍 : 『アナトミー・トレイン』 『ディープティシュー・マッサージ』

2 月 28th, 2009 by baucafe

 トム・マイヤースの『アナトミー・トレイン』は、ロルフィングにおける「古典的手法」の理論的再編成であると言えよう。本書の「徒手療法の手技あるいはノート」で紹介される技法群も古典的スタイルに含まれるものである。
 評価されるべき点は、ロルフィングの歴史の中で抽象的に表現される傾向にあった「筋膜の連続性」を具体的なものとして提示していることである。
 マイヤースの著作と併せて、アート・リッグスの『ディープティシュー・マッサージ』を読めば、「古典的ロルフィング」の手法的全体像がイメージできるかもしれない。

Posted in ボディワーク | No Comments »

「主」としての振る舞い

2 月 27th, 2009 by baucafe

 原初的生命体において、「類」と「個」は一体である。
 次第に、「類」と「個」の間に「群」が形成され、その「群」がやがて「共同体」となる。
 「共同体」において、「個」は「主」としての振る舞いを得る。
 「主」は社会的産物であり、常に「働き」として発現する。

Posted in ボディワーク | No Comments »

骨盤前面での仕事

2 月 26th, 2009 by baucafe

 SI (*注)第5セッション( 『ボディワーク入門』 p.27-28 )では、骨盤の前面で多くの仕事を行ないます。たとえば、以下のように・・・
 鼠径部を挟む上下の部位(腹部と大腿部)で腰筋を調整し、第4セッションからのプロセスを引き継ぎます。
 下前腸骨棘で大腿直筋の力を抑制した上で大腿骨頭まで至り、股関節への圧力を緩和します(大腿動脈を避けながらの仕事です)。同時に、腰筋と大腿直筋をバランスします。
 スパイラル・ライン( spiral line )の調整を目的として、内・外腹斜筋を分化し、その上でバランスします。
 体幹の安定性を目的とし、腹横筋を上層筋群と構造的に分化した上で、ムーブメント・ワークを用いてその機能を活性化します。

(*注) Structural Integration 「構造的身体統合法」の略称。アイダ・ロルフが創始したボディワーク・メソッドの総称。日本では、ロルフィング、シン・インテグレーション、ヘラーワーク、GSI などが知られています。

Posted in ボディワーク | No Comments »

横浜クラス/姿勢分析+α

2 月 25th, 2009 by baucafe

 月曜日の夜は、横浜クラス「実践ボディワーク講座/ロルフ・メソッドに学ぶ」(講師:斎藤瑞穂小川隆之)がありました。テーマは「姿勢分析+α」ということで、『ボディワーク入門』( p.83-90 )で紹介している簡易式姿勢分析と、脊柱のビジュアライズ(視覚化、三次元的な観方)の練習を行ないました。また講義では、生理湾曲と側湾との関係を解説しました。

Posted in カルチャースクール講座 | No Comments »

身体主体 ≠ 無意識

2 月 24th, 2009 by baucafe

 身体主体 ≠ 無意識です。
 無意識(*注)は19世紀後半、心理学によって「発明」されました。
 身体主体、あるいは身体知は、意識に明瞭には上らないものですが、心理学で言う無意識とは異なります。
 何より、無意識は心理学において「客」の存在ですが、身体主体はボディワークにおいて「主」と見なされます。

(*注)現在、心理学や心理療法、あるいは一般に用いられる意味での「無意識」を指します。

Posted in ボディワーク | No Comments »

新宿クラス&遠足

2 月 23rd, 2009 by baucafe

 昨日の午前中は、新宿クラス「ボディワーク入門講座/筋膜リリース法」(講師:斎藤瑞穂小川隆之)がありました。テーマは「頭頸部へのアプローチ( 『ボディワーク入門』 p.181-187 )」でした。
 脊柱の「初期(1次)湾曲」と「2次湾曲」について解説し、前回と前々回に対象とした「背部」と今回の「頭頸部」との関係をその観点から説明しました。
 実技練習では、首周りの筋筋膜に対するセルフ・リリースとペア・リリースを行ないました。胸鎖乳突筋に対するアプローチが意外に難しかったかもしれません。参加者の皆さんは、この筋をホールドする練習を少し行なってみてください。

 新宿クラス終了後は、川崎へ向かいました。OPENPATH メンバーで「人体の不思議展」へ「遠足」しました。斎藤は来られなかったのですが、多摩クラス講師の庸さん、アシスタントのマサコさんを始め、キョウコさん、ばねさん、ヤス君が集まり、楽しいひと時を過ごしました。それにしても、人体のスライスだの、筋肉をめくり上げたのだの、なかなかエグイ内容でした。
 「遠足」の後は、臨時ミーティグを行ないました。OPENPATH の今後の展開について、いろいろと話し合いました。

Posted in カルチャースクール講座 | No Comments »

坐骨枝付近にて

2 月 22nd, 2009 by baucafe

 坐骨枝は、SI では第4セッションの施術対象部位ですが、その付近で多くの筋肉を触察することができます。
 まず両手指を坐骨枝に沿って置けば、縫工筋、恥骨筋、長内転筋、薄筋、大内転筋、半腱様筋などが指先に触れます。
 縫工筋と恥骨筋の間に手指を差し入れると、腸腰筋を触察することができます。
 長内転筋と薄筋の間を、股関節屈曲の角度を様々に変えながら探索すると、大内転筋、短内転筋、外閉鎖筋、小転子(腸腰筋の停止部)などを触察することができます。
 薄筋の後方では、大内転筋と半腱様筋の間に手指を沈めると、半膜様筋を触察することができます。・・・
 それなので、ボディワーカーは坐骨枝付近で多くの筋‐筋膜コンパートメントに対してアプローチすることができ、SI プラクティショナー(*注)であれば、第4セッションの施術と並行して、第5、6セッション( 『ボディワーク入門』 p.27-28 )の準備を行なうこともできるわけです。

(*注)ロルファー、シン・インテグレーション・プラクティショナー、ヘラーワーカー、GSI プラクティショナーなど。

Posted in ボディワーク | No Comments »

体力と技術の違い

2 月 21st, 2009 by baucafe

 トレーニングを休むと、持久力は短時間に低下します。瞬発力や筋力はそれよりもう少し長持ちします。それに対し技術や運動感覚は、なかなか忘れることはありません。それは脳に運動回路ができ、記憶されるからです。
 一度自転車に乗れるようになると、しばらく乗らずにいてもわけなく乗れてしまいます。

Posted in ボディワーク | No Comments »

首を立て直す

2 月 20th, 2009 by baucafe

 首を「立て直す」ときに、第1肋骨が鍵となる場合が多々あります。第7セッション( 『ボディワーク入門』 p.27-28 )を待たずに、各セッションごとに働きかけるとよいでしょう。なぜなら施術と同時に、ある程度の時間をかけ、頸部の位置・動作に対する脱学習の必要があるからです。最終的に首が立ち上がれば、胸郭の構造・機能も調整されるでしょう。

Posted in ボディワーク | No Comments »

恵比寿クラス/膝下から足へのライン

2 月 19th, 2009 by baucafe

 昨日は恵比寿クラス「ボディワーク入門講座/筋膜リリース法」(講師:斎藤瑞穂小川隆之)がありました。テーマは「膝下から足へのライン」( 『ボディワーク入門』 p.109-117 )でした。
 昨日のクラスでは、今回のテーマとロルフィング・セッションとの関連を話した後、すぐに実技練習に入りました。下腿部・足部を4つの範囲(膝部、下腿前部、下腿後部、足部)に分割し、主にセルフ・リリースを練習しました。

Posted in 各種講座・ワークショップ | No Comments »

« Previous Entries

ホットワード padding margin 小川隆 日記 カルチャー
割引クーポンまとめ情報 - クー割