2 月 9th, 2010 by
baucafe
昨夜は横浜クラス「ボディワーク入門講座/ロルフ・メソッドに学ぶ」(講師: 斎藤瑞穂、小川隆之)がありました。テーマは「第1セッションから(続き)」( 『これがボディワークだ』 p.160-163 )でした。前回は大胸筋、前鋸筋、小胸筋に対するテクニックを実習しましたが、今回は大転子を中心に、大腿筋膜張筋、大・中・小殿筋、梨状筋、腸脛靭帯に対するテクニックを行いました。今回は触察練習として、垂直圧時の組織の「押し返し」に留意しながら行いました。
* 多くの方々からの、セッション、講座、ワークショップなどへのお問い合わせ・お申し込みのメールに対し速やかに返信できず、ご迷惑をおかけしております。2、3日、返信が遅れることもあるかもしれませんが、ご容赦ください。現在、頂戴した順に返信させていただいております。
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2 月 6th, 2010 by
baucafe
“being muscles” “doing muscles” は、ロルフィングで長く用いられてきた用語ですが、文字どおりに「存在の筋群」「行為の筋群」と説明されるだけで、明確には定義されていません。そのためこれまでは、実用的な用語とは言えませんでした。ここで定義として、“being muscles” を基本的に単関節で、骨格(各関節・体幹部など)を安定させる筋(安定筋群: stabilizers )、“doing muscles” を基本的に多関節筋で、身体各部を効率よく連携させ、動作を作り出す筋(動作筋群: movers、もしくは協応筋群: coordinaters )とすることを提案します。両者へのアプローチに関して言うと、前者に対してはムーブメント・ワーク(動きによる働きかけ)が、後者に対してはストラクチュラル・ワーク(手技による働きかけ)が適しているでしょう。
(以上は、『これがボディワークだ』 p.82 注70 から引用しました。同ページに、腹部筋群に関する、“being muscles / doing muscles” の分類を、スポーツ界などで一般に用いられている、“inner muscles / outer muscles” という分類と比較した表を掲載しています。ちなみに、前者が「働き」による分類で、後者が「位置(ロケーション)」による分類となります。
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2 月 5th, 2010 by
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今日は、恵比寿クラス「ボディワーク入門講座/ロルフ・メソッドに学ぶ」(講師: 斎藤瑞穂、小川隆之)がありました。今日のテーマは、「筋膜の触察練習」(参照: 『ボディワーク入門』 p.38-41 )でした。
講義では、筋膜の働きとして「支持」「記憶」「区分」について説明しました。「支持」については、積載構造と張力構造とを比較説明し、筋膜が後者の構造で身体支持を行っていることを、「記憶」については、日常の(繰り返される)動作・姿勢などが筋膜の「長さ」として記憶されることを、「区分」については、隣接する臓器どうしが互いに独立して働ける環境を形成していることを話しました。
実習では、筋膜の触察から様々な情報を得る練習を行いました。たとえば、動作・呼吸・緊張などによる筋膜の動き・状態を捉えることで、相手(クライアント)の心理状態(感情・態度など)を知る練習などです。
* 1月26日、OPENPATH 認定ボディワーカーの資格が更新され、同時に、用いるテクニックによって3種の資格( Fascia Worker、Somatical Worker、Integrative Worker )に分けられました。今回、資格更新者を含め、8名の Fascia Worker が誕生しました(現在、OPENPATH 認定資格者は全8名となりました)。
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2 月 4th, 2010 by
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・ ボディワークを身体教育として実践するためには、意識を前提としない主体概念( 『これがボディワーク』 p.123-127 では「身体主体」とした)が必要である。
・ ボディワーカーの強いる即座の変化は、学習のチャンスをクライアントから奪ってしまう。クライアントに学ぶ時間がなければ、身体教育は成立しない。
・ 「『私』は決して連続的ではありません。たとえば『私』の行為を追ってみましょう。『私』は椅子に腰を下ろし、『私』はテーブルのコップへ手を伸ばし、『私』は指先でコップに触れ、『私』はコップを持ち上げ・・・ところが気がつくと、『私』なしに水を飲み、味わい、コップをテーブルへ戻しています。どこかで必ず『私』は途切れてしまいます。そして、それまで『私』が存在していた場所を、身体が独占しています。身体はその場所で、周囲を感覚したり、自身の中にくつろいだりしています。『私』がこのように途切れがちで、簡単に身体に取って代わられるのは、元来、身体が誕生した後に『新参者』としてやって来たからなのかもしれません。」(引用: 『これがボディワークだ』 p.124 注98 )
・ ・・・
絶えず変転し、
不連続である
捕えたと思えば、
跡形もない
止まる処を知らず、
囚われる事もない・・・
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2 月 3rd, 2010 by
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・ 私たちの世界は本来的に、主観的(一人称的)かつ流動的である。私たちはこの世界を、青写真などなしに、自らの身体をもって行為・行動することにより創造する。
・ 肩関節外転の際、三角筋の活動が回旋筋腱板(棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋)に対し優位になると(つまりそれにより、回旋筋腱板の持つ上腕骨頭下制の働きが弱まると)、上腕骨頭が上方滑走し、時には肩峰とのインピンジメントを起こす。
・ 上腕骨外旋の際、上腕骨頭が前方滑走するのなら、三角筋肩甲棘部の活動が棘下筋と小円筋に対し優位である可能性がある。三角筋が上腕骨外旋の主要筋になると、しばしば肩関節に不具合が起こる。
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2 月 1st, 2010 by
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* 多くの方々からの、セッション、講座、認定トレーニングなどへのお問い合わせ・お申し込みのメールに対し速やかに返信できず、ご迷惑をおかけしております。2、3日、返信が遅れることもあるかもしれませんが、ご容赦ください。現在、頂戴した順に返信させていただいております。
* セッション(シン・インテグレーション、クレニオセイクラル・ワーク/担当: 小川隆之)予約をご希望の日時に取れず、キャンセル待ちをご希望の方は、ご希望の期間、曜日、時間帯などを明記の上、openpath■hotmail.com へお申し込みください。
* 誠に申し訳ありませんが、ご予約キャンセル・ご変更が度重なる方には、複数回のご予約はご遠慮いただいております。
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1 月 30th, 2010 by
baucafe
昨夜は恵比寿クラス「ボディワーク入門講座/ロルフ・メソッドに学ぶ」(講師: 斎藤瑞穂、小川隆之)がありました。テーマは「背部へのアプローチ」(参照: 『ボディワーク入門』 p.151-170 / 『これがボディワークだ』 p.85-88 )でした。
講義では、筋膜の組成とリリース感(筋膜の主成分であるコラーゲンとエラスティンの性質、及びそれらの性質に影響されるリリース過程とリリース感)(参照: 『ボディワーク入門』 p.36、48 )、そして身体構造が崩れる要因(日常・職業・スポーツなどの姿勢・動作、各種ストレス、社会的・文化的要因、など)について説明しました。
実技練習では、下腿後部、大腿後部、腰背部の3部位を施術対象とし、「エンドフィール」から「リリース」への過程を感覚する練習、及びポジショニングの練習を行いました。
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1 月 29th, 2010 by
baucafe
・ 生命活動とは、自らによる行動(運動)の結果を刺激として選択し、その刺激を情報化(認知・観察)し、それにより行動(運動)する・・・といった循環である。ある生命活動の本質を知るには、その生命活動を行う生命体自らによる自らについての記述、すなわち「一人称的記述」が必要である。もちろん、それが常に得られるわけではない。
・ 「一人称的世界」が身体と共に立ち上がる。ユクスキュルはこの世界を「環世界( Umwelt )」(参照: 『生物から見た世界』)と名付けた。これこそ、生命システム最大の特徴である。
・ 身体分析(姿勢・動作分析)(参照: 『ボディワーク入門』 p.83-94 )という「テクニック」は、クライアントの身体に対し無影響ではあり得ない。もっと言えば、それは身体変化を直接的に起こすためのアプローチである。
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1 月 28th, 2010 by
baucafe
・ 「出来る」という言葉はしばしば「自信」を持って発せられるが、「出来る」は「出で来る(いでくる)」が変じたものである。すなわちこの言葉には、「自ら(みずから)為す」のではなく「自ずから(おのずから)成る」という意味合いが込められており、「自ら」を超えた「働き」への感受性が表明されている。
・ 生命を「個」と捉えるとき、「生-死(生まれること-死ぬこと)」が発見される。ヴァイツゼッカーは、「生命それ自身は決して死なない。死ぬのはただ、個々の生きものだけである」(引用: 『ゲシュタルトクライス』 p.3 )と述べている。
・ 「〈身体知〉は、意識のレベルに上らない運動制御、姿勢の保持や調節のために働くさまざまな反射機構などをも含みます。運動技術を向上させるためには、これらを有効に活かすと同時に、一方では意識的な制御も行わなければなりません。ロルフィングのユーザーには、運動技術の実践的専門家であるアスリートやパフォーマーも多いので、この辺りの研究は欠かせません」(引用: 『これがボディワークだ』 p.127 )
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