第5期オープンパス認定トレーニングに向けて、説明会&デモンストレーションを行います!

2 月 6th, 2012 by baucafe

2月26日(日)10~12時、オープンパス・オフィス(西新宿)にて、

第5期オープンパス認定トレーニングに向けて、説明会&デモンストレーションを行います。

 

認定パルペーション・トレーニングでお伝えする触察技法、認定ファシャワーカー養成トレーニングでお伝えするファシャワーク技法、認定ソマティカルワーカー養成トレーニングでお伝えするソマティクス技法をデモンストレーションにてお見せいたします。

 

ご参加を希望される方は、(1)お名前 (2)携帯電話番号 (3)ご住所 (4)メールアドレス (5)質問事項 を明記の上、

openpathshinjyuku@live.jp までお申し込みください。

 

また、募集要項および詳しい資料をご希望の方に関しては、申し込みフォームはこちらです。http://openpath.sakura.ne.jp/form

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パルペーション・プレクラス 第1回/触察手順、胸鎖乳突筋、大胸筋

2 月 5th, 2012 by baucafe

今日から連続講座「パルペーション(触察)・プレクラス」(講師:小川隆之、斎藤瑞穂)がスタートでした。
今日は初回なので、触察手順の説明から始めました。
触察というと、触覚をフルに使うと思いがちですが、オープンパス・メソッドによる方法では、触覚をできるかぎり抑制します。それにはいろいろな理由があるのですが、なかでもいちばんの理由は触覚を使って触察をすると、被術者の抵抗を招くということです。触覚を使って身体を探られると、くすぐられているように感じたり、物扱いされているように感じたりして、被術者にとって決して心地よいものではありません。
そこで、触察の手順としては、まず触れる前にしっかりと視覚化(ビジュアライズ)しておきます。そして、目標物の位置に見当をつけておきます。その後、初めて被術者の身体に手を置くのですが、置いた後は触覚を抑制したまま(探る動きをせず)目標物に向かって静かに手指を押し込み、指や手首や肘などの関節にかかる圧によって、目標物への接近を捉えていきます。
この方法を習得するのは、少し時間がかかるかもしれませんが、習得できると、深層にある触察しにくい目標物にも意外と簡単に到達できるようになります。

今回、触察対象となったのは、胸鎖乳突筋と大胸筋でした。
胸鎖乳突筋に関しては、その形にかなり個人差があることをお伝えしました。やはり「人」形が多いですが、他に「H」形、「X」形、「Y」形などがあるのです。クラスにはお二人、特殊な形の胸鎖乳突筋を持っている方がいらして、けっこう盛り上がって、記念撮影までしました(笑)。
胸鎖乳突筋を触察するための骨指標として、鎖骨、胸骨柄、乳様突起、上項線などを確認した後、起始、停止から筋腹までを触れました。
大胸筋に関しては、鎖骨部、胸肋部、腹部に分けて触察しました(骨指標としては、鎖骨、胸骨、肋骨などを使いました)。それぞれの部分によって働きが違うことをお伝えしました。また腹部線維に関しては、骨ではなく、腹直筋を包む鞘に付着していることを確かめていただきました。
最後に、次回の準備として上腕二頭筋の骨指標をセルフ触察して、今回の授業を終えました。
このクラス、何だか楽しいクラスになりそうです!

* オープンパス認定パルペーショントレーニングの詳細を記載した資料が完成しました。
資料請求用フォームはこちらです。http://openpath.sakura.ne.jp/form
即日資料を発送させていただきます。
ご参加をお待ちしております。

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ボディワーク入門講座/姿勢分析

2 月 4th, 2012 by baucafe

昨日はよみうりカルチャー恵比寿で「ボディワーク入門講座」(講師:斎藤瑞穂、小川隆之)がありました。テーマは「姿勢分析」でした。

講義では、セッションにおける「分析」の位置づけ、およびセッション全体の流れについて話しました。
セッションは、まずインタビュー(カウンセリング)から入り、次に分析、施術&ムーブメントという流れで進んでいきます。
インタビューでは、クライアントの主訴を詳しく聞きます。主訴と言っても、ボディワークの場合には病状のことではなく、クライアントが自分の身体に関して問題視している内容です。
多いのは姿勢の問題、生活動作の問題、それらから来る不具合(肩こり、腰痛など)、パフォーマンスの問題(ダンサー、アスリートの方々などに多いでしょう)などでしょうか。
インタビューの後は、聞き取った主訴に関わって分析を行います。分析の種類は、身体構造(身体部位間の関係性)を見るための姿勢分析、身体機能を見るための動作分析や歩行分析などがあります。
気をつけなければならないのは、ワーカー側の観点で一方的な分析を行わず、クライアントの主訴にもとづいて行うことです。クライアントに積極的にセッションに参加してもらうためには、そうする必要があります。
そして、いよいよ施術&ムーブメントですが、この段階でもワーカーが一方的に働きかけるのではなく、クライアントにムーブメントをもらったり、身体感覚を追ってもらったり、積極的に関わってもらって、ワーカーとクライアントが共にセッションを作り上げていくような形で進めていきます。
またこの段階の中では、ここまで大枠で行ってきたインタビュー(カウンセリング)と分析を、施術&ムーブメントの合間にこまめに入れていきます。
昨日の講座では、以上のうち「姿勢分析」の部分を強調した形で授業を進めました。

実技練習では、まず簡単に主訴を聞いた後、ペアを組んで互いの姿勢を分析しました。姿勢分析表が歪みを強調する仕掛けになっているので、受講生の皆さんは、自分の身体の歪みが分かりやすかったと思います。
姿勢分析の後、これまで習得したテクニックを使って施術&ムーブメントを行いました。皆さん、なかなか良い結果を出されていたのではないでしょうか。

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今年4月から、オープンパス認定パルペーション・トレーニングをスタートします。

1 月 23rd, 2012 by baucafe

今年4月から、オープンパス認定パルペーション(触察)・トレーニングをスタートします。
触察技法を習得したい方、あるいは触察力を向上させたい方は、奮ってご参加ください。

また、ファシャワーカー養成トレーニングへのご参加を希望される方は、来期(第5期)から本トレーニングが必修となります。

パルペーション・トレーニング&ファシャワーカー養成トレーニングの案内書をご希望の方は、
こちらからお申込みください。

なお、パルペーション・トレーニングの触察対象筋群は、以下141筋のうちから120筋が選択されます。
また触察対象は、以下に記載された筋群の他に、骨、靭帯、神経管、血管なども含みます。

大胸筋、小胸筋、上腕二頭筋、肩甲下筋、前鋸筋、肩甲挙筋、三角筋、烏口腕筋、上腕筋
腕橈骨筋、長橈側手根伸筋、短橈側手根伸筋、総指伸筋、小指伸筋、尺側手根伸筋、回外筋、長母指外転筋、短母指伸筋、長母指伸筋、示指伸筋
円回内筋、橈側手根屈筋、長掌筋、尺側手根屈筋、浅指屈筋、深指屈筋、長母指屈筋、方形回内筋
短母指外転筋、母指対立筋、短母指屈筋、母指内転筋、短掌筋、小指外転筋、短小指屈筋、小指対立筋、虫様筋、背側骨間筋、掌側骨間筋
胸鎖乳突筋、斜角筋、頭板筋、頭半棘筋
小後頭直筋、大後頭直筋、上頭斜筋、下頭斜筋
広頸筋、顎舌骨筋、顎二腹筋、肩甲舌骨筋、腕骨舌骨筋、頭長筋、頸長筋
前頭筋、後頭筋、外側翼突筋、咬筋、側頭筋
眼輪筋、口輪筋、皺眉筋、上眼瞼挙筋、鼻根筋、鼻筋、鼻中隔下制筋、上唇鼻翼挙筋、上唇挙筋、小頬骨筋、大頬骨筋、口角挙筋、笑筋、口角下制筋、下唇下制筋、オトガイ筋、頬筋
腹直筋、外腹斜筋、内腹斜筋、腹横筋
横隔膜、腸腰筋(大腰筋、腸骨筋)
大腿直筋、中間広筋、内側広筋、外側広筋、縫工筋、大腿筋膜張筋
前脛骨筋、長母指伸筋、長指伸筋、長腓骨筋、短腓骨筋
短指伸筋、短母指伸筋、背側骨間筋、母指外転筋、短母指屈筋、母指内転筋、小指外転筋、短小指屈筋、短指屈筋、足底方形筋、底側骨間筋
三角筋(前掲)、僧帽筋、小菱形筋、大菱形筋、棘上筋、棘下筋、小円筋、広背筋、大円筋、上腕三頭筋、肘筋
棘筋、最長筋、腸肋筋
大臀筋、中臀筋、梨状筋、大腿方形筋、内閉鎖筋、外閉鎖筋、上双子筋、下双子筋
大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋
腓腹筋、ヒラメ筋、膝窩筋、足底筋、後脛骨筋、長指屈筋、長母指屈筋
大腿筋膜張筋(前掲)、腰方形筋
縫工筋(前掲)、長内転筋、薄筋、短内転筋、大内転筋、腸腰筋(前掲)、恥骨筋

以上で141筋です。

パルペーション・トレーニングへのご参加をお待ちしております。

*OPENPATH認定ファシャワーカー特典
認定ファシャワーカーの方にかぎって、単発参加が可能です。
パルペーション・トレーニングは全15回ですが、1回につき上記の順で5~10の筋肉を触察対象とします。
また、毎回終了時に次回の触察対象となる筋肉をお知らせいたします。
認定ファシャワーカーの方は前もってご連絡の上、ご参加ください。

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ボディワーク入門講座/腋の前壁・後壁

1 月 21st, 2012 by baucafe

昨日はよみうりカルチャー恵比寿で「ボディワーク入門講座」(講師:斎藤瑞穂、小川隆之)がありました。
テーマは「腋の前壁・後壁」で、大胸筋、小胸筋、広背筋、肩甲下筋、前鋸筋などを対象に筋膜リリースを実習しました。
施術の効果としては、腕の動きの向上、呼吸の改善などが挙げられます。

今回のテクニックは、対象となる各筋肉によって手技(手指)の使い方を様々に変えなければならず、それが難しかったかもしれません。
大胸筋の下層(小胸筋があります)や、胸郭と肩甲骨の間(肩甲下筋や前鋸筋があります)に手指を差し入れる際の、進入角度や指先の方向を間違えると、対象筋肉を上手く捉えられません。
表層にある前鋸筋の一部でも、手の当て方が悪いと、効果的な施術ができません。
それでも受講生の皆さんは、上手く施術され、よい結果を出されていました。

最後に、小胸筋と肩甲下筋の「セルフ・パルペーション」をお伝えして今回の講座を終えました。

【お知らせ】
第5期OPENPATH認定トレーニング(認定パルペーション(触察)・トレーニング、認定ファシャワーカー養成トレーニング)の詳細を記載した資料が完成しました。
資料請求用フォームは作成中ですので、
(1)お名前
(2)ご住所
(3)携帯番号
(4)勤務先名、所属団体名、または屋号 (例)オープンパス、または(株)ボディワークトレード など
(5)E-Mailアドレス(PCアドレス推奨です)
上記5点を明記のうえ、openpathshinjyuku@live.jp にご連絡ください。
即日資料を発送させていただきます。

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「認定パルペーション・トレーニング」の触察対象筋群

1 月 12th, 2012 by baucafe

第5期OPENPATH認定トレーニングは前期、後期に分かれます。
前期の「認定パルペーション(触察)・トレーニング」は、認定ファシャワーカーを目指す方々だけでなく、触察技術を学びたい方々にもご参加いただけます(後期は「認定ファシャワーカー養成トレーニング」です)。

「認定パルペーション・トレーニング」の触察対象筋群は、以下141筋のうちから120筋が選択されます。
また触察対象は、以下に記載した筋群の他に、骨、靭帯、神経管、血管なども含みます。

大胸筋、小胸筋、上腕二頭筋、肩甲下筋、前鋸筋、肩甲挙筋、三角筋、烏口腕筋、上腕筋
腕橈骨筋、長橈側手根伸筋、短橈側手根伸筋、総指伸筋、小指伸筋、尺側手根伸筋、回外筋、長母指外転筋、短母指伸筋、長母指伸筋、示指伸筋
円回内筋、橈側手根屈筋、長掌筋、尺側手根屈筋、浅指屈筋、深指屈筋、長母指屈筋、方形回内筋
短母指外転筋、母指対立筋、短母指屈筋、母指内転筋、短掌筋、小指外転筋、短小指屈筋、小指対立筋、虫様筋、背側骨間筋、掌側骨間筋
胸鎖乳突筋、斜角筋、頭板筋、頭半棘筋
小後頭直筋、大後頭直筋、上頭斜筋、下頭斜筋
広頸筋、顎舌骨筋、顎二腹筋、肩甲舌骨筋、腕骨舌骨筋、頭長筋、頸長筋
前頭筋、後頭筋、外側翼突筋、咬筋、側頭筋
眼輪筋、口輪筋、皺眉筋、上眼瞼挙筋、鼻根筋、鼻筋、鼻中隔下制筋、上唇鼻翼挙筋、上唇挙筋、小頬骨筋、大頬骨筋、口角挙筋、笑筋、口角下制筋、下唇下制筋、オトガイ筋、頬筋
腹直筋、外腹斜筋、内腹斜筋、腹横筋
横隔膜、腸腰筋(大腰筋、腸骨筋)
大腿直筋、中間広筋、内側広筋、外側広筋、縫工筋、大腿筋膜張筋
前脛骨筋、長母指伸筋、長指伸筋、長腓骨筋、短腓骨筋
短指伸筋、短母指伸筋、背側骨間筋、母指外転筋、短母指屈筋、母指内転筋、小指外転筋、短小指屈筋、短指屈筋、足底方形筋、底側骨間筋
三角筋(前掲)、僧帽筋、小菱形筋、大菱形筋、棘上筋、棘下筋、小円筋、広背筋、大円筋、上腕三頭筋、肘筋
棘筋、最長筋、腸肋筋
大臀筋、中臀筋、梨状筋、大腿方形筋、内閉鎖筋、外閉鎖筋、上双子筋、下双子筋
大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋
腓腹筋、ヒラメ筋、膝窩筋、足底筋、後脛骨筋、長指屈筋、長母指屈筋
大腿筋膜張筋(前掲)、腰方形筋
縫工筋(前掲)、長内転筋、薄筋、短内転筋、大内転筋、腸腰筋(前掲)、恥骨筋

以上で141筋です。

* 現在、OPENPATH認定トレーニングの応募要項を準備中です。興味をお持ちの方は以下からご請求ください。準備が整いしだい送らせていただきます。
http://openpath.sakura.ne.jp/seminere.htm

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メルマガ第6号から転載:触察/「関節感覚」

1 月 6th, 2012 by baucafe

【触察/「関節感覚」】


1.触覚の抑制と「関節感覚」

触察を行う際には触覚をできるだけ抑えることが役に立ちます。
触察技術をこれから学ぼうとする方々にこれを言うと、驚かれることが多いです。そして問われます、それでは触覚の代わりにどの感覚を使えばよいのかと。
この問いに答える前に、触覚を抑えずにむしろ積極的に使おうとすると何が起こるのかを考えてみましょう。
まず触覚を使おうとして指先を細かく動かすことになるので、そのように触れられる被術者に不快感を与えかれません。なおかつその触れ方がていねいでなければ、被術者はモノ扱いされている(単なる触察対象として探られている)とさえ感じるかもしれません。
さらに触覚を使って身体の表面をたどり、そこで情報を得ることは容易であっても、何層にも重なる器官(注1)を超えて深部の対象を捉えることは非常に困難な仕事です。時間をかけて対象へたどり着いたとしてもそこで得られた情報は不正確な場合が多いのです。

そしてまた同じ問いに戻ることになりますが、それではどの感覚を使えばよいのでしょうか?
それに答えるとこうなります。私たちの言い方では「関節感覚」を使うのです。解剖学的の言葉を使えば関節間にある「固有受容感覚」で、関節にかかる圧力や関節の位置を情報として得る感覚です。

(注1)身体内部は様々な器官が重なり合い、層構造になっています。浅部から深部へ追うと、表皮、真皮、脂肪層、浅筋膜、深筋膜、筋肉群と続き、筋肉自体も筋外膜、筋周膜、筋内膜、筋線維と層状になっています。また筋肉群は、外在筋群から内在筋群まで大小様々な筋肉が重なり合っています。

2.立ち方が触察力に影響する

術者の使うツール(注2)は深部の対象へ到達するまでにいくつもの器官を超え、あるいはその隙間を越えて進みます。そのたびに術者のツールからその支持基底面までの関節群が反応し、ツールが何を捉えたかを知らせてくれます。
支持基底面というのは身体を支える面のことで、2足で立つときには両足底面とその間の部分を合計した面積を言います。この支持基底面が広いと(足幅を広くして立つと)姿勢は安定しますが、場合によっては関節が固定されてしまうことでそこからの情報が少なくなり、触察力が低下することもあります。つまり術者の立ち方が触察力に影響するわけです。
肩を緊張させて立つと肩関節から情報を得ることが難しくなります。肘や膝、腰などに緊張がある場合も同様です。また手技のツールに緊張がある場合、たいていは全身が緊張していますので、触察自体が難しくなるでしょう。

(注2)ボディワーカーは身体各部を手技のツールとして使います。手技のツールとして使われるのは手指、手指の関節、拳、前腕、肘などです(拙著『ボディワーク入門』 p.59-61 )。触察を行う場合には手指を使うことが多いでしょう。

参考文献:小川孝之 斎藤瑞穂 著『ボディワーク入門 ロルフィングに親しむ103のテクニック』(朱鷺書房)

3.解剖学の知識と視覚化の能力

「関節感覚」を使うといっても、触覚をできるだけ抑制し、指先で探ることを避けるのであれば、私たちの手技はどのようにして対象へ接近するのでしょう?
ツールが最初に触れた表皮の直下に目標となる対象があれば、あるいは少なくともごく付近にあれば、「関節感覚」を使って何の問題もなく近づくことができるでしょう。しかし離れた地点からでは、「関節感覚」は触覚と比べてかなり不利です。
そこで必要となるのが解剖学の知識と視覚化(ビジュアライズ)の能力です。ただしこの場合、少なくとも筋骨格系の人体解剖図を記憶している必要があることはもちろんです。
目の前にある身体と視覚化された身体内部(人体解剖図)とが上手く重ならないこともあるでしょう。そんな場合には、皮膚の表面からでも簡単に確認できるような骨指標(注3)を頼りにすればよいでしょう。

(注3)解剖学的な指標となる骨格上の部位。例)乳様突起、肩峰、烏口突起、肩甲骨上角、肩甲骨下角、腸骨稜、上前腸骨棘、上後腸骨棘、大転子、外果、内果。

4.触察法の手順

これまで触察に関して述べてきたことを触察法の手順としてまとめると以下のようになるでしょうか。
身体内部(触察対象とその周囲の解剖図)を視覚化する。その視覚化像を頼りに触察を開始する。触覚の抑制を試みつつ「関節感覚」を使って触察対象に接近&到達する。
こうして見ると手順としては簡単ですが、実践するとなるとどうでしょう? 解剖図の暗記はそう難しくはないでしょうが、実際の身体と視覚化像(解剖図)を重ね合わせること、「関節感覚」を働かせることは難しく感じるかもしれません。

オープンパスでは、身体と解剖図を重ね合わせるための訓練法および「関節感覚」を得るためのエクササイズを「認定パルペーション・トレーニング」のカリキュラムに含めています。また今回は「パルペーション・プレクラス」でも多少行う予定です。
ここでは詳しく紹介できませんが、前者は視覚化および触覚化を使った訓練法で、後者は手技ツールの使用と全身の「関節感覚」とをつなげていくエクササイズです。

5.参考書籍

触察を独学で身に着けることは難しいことですが、触察法や触察の手順を詳しく教えている書籍は多数刊行されています。そのなかで筆者がお勧めする数冊を紹介いたします。どれも少し専門的な内容になりますが、触察法習得の参考になるかと思います。

『骨格の形と触察法』(大峰閣)
『触診解剖アトラス(頸部・体幹・上肢/下肢)』(医学書院)
『運動療法のための機能解剖学的触察技術(上肢/下肢・体幹)』(MEDICAL VIEW
『触診機能解剖カラーアトラス(上/下)』(文光堂)
『筋骨格系の触診マニュアル』(ガイアブックス)
『ボディナビゲーション』(医道の日本社)

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「パルペーション(触察)・プレクラス」参加者募集中です!

◆内容:OPENPATH認定ファシャワーカー養成トレーニングの「プレ講座」として設定していますが、トレーニングを受ける予定のない方のご参加も歓迎いたします。
内容的には、第1~4期トレーニングにおける触察解剖学のカリキュラムで触察対象となった筋肉群(そのうち主要な筋肉)に対する基本的な触察技術を学びます。
解剖学を触察という形で「実践的に」学びたい方、またトレーニングに参加するに当たって基本的な触察法を体験しておきたい方は奮ってご参加ください。全く解剖学を学んだことのない方、解剖学を改めて学び直したいという方、触察の経験がまったくない方も大歓迎です。
◆講師:小川隆之、斎藤瑞穂
◆日程:2月5日(日)13:00~16:00
    2月12日(日)13:30~16:00
    2月19日(日)13:30~16:00
    2月26日(日)13:30~16:00
    3月4日(日)13:30~16:00
    3月11日(日)13:30~16:00
    3月18日(日)13:30~16:00
    3月25日(日)13:30~16:00
◆会場:OPENPATH 新宿オフィス
◆定員:8名
◆料金:64000円
◆お問い合わせ・お申し込み:
    
http://openpath.sakura.ne.jp/seminere.htm
*定員になりしだい、募集を締め切らせていただきます。

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嗚呼、佐川急便!

12 月 29th, 2011 by baucafe

午後7時から9時までに届くはずの品物が届かず、午後11時過ぎに携帯電話に連絡をしてくる佐川急便の配達人。
今回ですでに3回めだ。
なぜ契約時間を違えた上、こんなに遅い時間に連絡をよこし、配達しようとするのかと問いただすと、「繁忙期だから」と言い訳。
こうなったのは誰の責任かと問うと、「私個人の責任です」と。
「上の者」の連絡先を訊ねたら、佐川急便のフリーダイヤルか何かを教えられた。
もちろん電話は通じない。
それで、もう1度配達人に電話して問いただすと、今度はサービスセンターの番号を教えられた。
これも、もちろん通じない。
で、もう1度配達人に電話。
すると、「私がクビになればいいので」とのたまふ。
しかし、配達人が「繁忙期だから」と言った時点で個人の責任でないのは明らか。

ネットで買い物をしたのだが、佐川急便を使う企業には注文したくないと強く思った。
どの宅配便が届けてくれるのか、あらかじめ分かればよいのだが…。

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触察の楽しみ(2)/腸腰筋を追う

12 月 26th, 2011 by baucafe

背臥位になった被術者の腹直筋外縁から腰椎に向かって手指を差し込む。
差し込む角度は45度くらいがよい。
腸腰筋を触察する目的で、まずは指標となる腰椎をとらえる。
背臥位なら、被術者によっては腹壁からほんの1、2センチほどの位置に腰椎を発見できる。
腰椎が見つかったら、それに沿って背側(床の方向)へ指先をほんの少し移動させると、そこに腰筋がある。
それが本当に腰筋かどうかを確認したければ、被術者に天井へ向かって膝を少し持ち上げてもらえばよい(つまり股関節を屈曲させればよい)。

腰椎に沿いながら、そこから腰筋を頭方へたどる。
すると、横隔膜と接する辺りで腰筋はとぎれる。
腰筋は横隔膜に包みこまれて終わるように感じられる。
今度はそこから腰筋を逆方向へたどる。
腰筋が付着する腰椎はなだらかなカーブで腹壁に近づき、再び離れていく。
腰筋を腸骨の高さまでたどると、そこで腸骨筋と合し、鼠径靭帯へ向かう。

腸腰筋は鼠径靭帯をくぐるように走行する。
鼠径靭帯に付着する外腹斜筋腱膜と内腹斜筋のすぐ下を通るので、皮膚表面にかなり近く感じられる(鼠径靭帯の下で、腸腰筋は大腿神経管と同じ仕切りの中を走行するので、注意が必要)。

腸腰筋は鼠径靭帯をくぐった後、恥骨筋と並走しながら(縫工筋の内側を)内側へカーブし、大腿骨頭をかすめる。
その後、恥骨筋(と大腿神経管、大腿動脈、大腿静脈)の下層を通って小転子へ向かう。
恥骨筋の下へもぐるまでは触察は容易だが、それ以後は恥骨筋、長内転筋、短内転筋、大内転筋などにはばまれて、難度が増す。

ここで必要なのは、腸腰筋だけを働かせることで、最下層にあるこの筋を、上層にある他の筋群と識別することだ。
したがって被術者に指示する動きは、腸腰筋を働かせると同時に、内転筋群を休ませなければならない。
先ほど行ったように、天井へ向かって膝を少し持ち上げてもらうのでは、内転筋群は休まない。
その動作を行う際、膝が外側へ倒れないように内転筋群が働くからだ。

内転筋群の下層を走行する腸腰筋を確実に触察するために、被術者に股関節のわずかな「外旋+外転+屈曲」の動きを行ってもらう。
すると、内転筋群の下層で腸腰筋が活動するのが感じとれる。

小転子上で腸腰筋を触察するためには、被術者に膝を立ててもらう。
長内転筋と薄筋の隙間から短内転筋をかすめ、大内転筋を超えて小転子に到達するとよい。
腸腰筋をとらえていることを確認するために、被術者に股関節をわずかに屈曲してもらう。

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「パルペーション(触察)・プレクラス」参加者募集中です!

◆内容:OPENPATH認定ファシャワーカー養成トレーニングの「プレ講座」として設定していますが、トレーニングを受ける予定のない方のご参加も歓迎いたします。
内容的には、第1~4期トレーニングにおける触察解剖学のカリキュラムで触察対象となった筋肉群(そのうち主要な筋肉)に対する基本的な触察技術を学びます。
解剖学を触察という形で「実践的に」学びたい方、またトレーニングに参加するに当たって基本的な触察法を体験しておきたい方は奮ってご参加ください。全く解剖学を学んだことのない方、解剖学を改めて学び直したいという方、触察の経験がまったくない方も大歓迎です。
◆講師:小川隆之、斎藤瑞穂
◆日程:2月5日(日)13:00~16:00
    2月12日(日)13:30~16:00
    2月19日(日)13:30~16:00
    2月26日(日)13:30~16:00
    3月4日(日)13:30~16:00
    3月11日(日)13:30~16:00
    3月18日(日)13:30~16:00
    3月25日(日)13:30~16:00
◆会場:OPENPATH 新宿オフィス
◆定員:8名
◆料金:64000円
◆お問い合わせ・お申し込み:
    http://openpath.sakura.ne.jp/seminere.htm
*定員になりしだい、募集を締め切らせていただきます。

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第5期OPENPAHTH認定トレーニングへ向けて・・・

12 月 25th, 2011 by baucafe

先日、第4期OPENPATH認定トレーニングの授業が終わりました。第4期はあと臨床&触察試験を残すだけとなりました。
第3期はすでに全課程が修了しているので、第5期開始まで認定トレーニングの授業はありません。
けれども、なかなか肩の荷は下りません。
第4期の試験を準備しながら、第5期の内容を検討しなければなりません。
第3期の再試験もあります。

第5期からは、カリキュラムがずいぶん変わります。
第4期までは、1つのコースになっていた触察法とファシャワーク法が2つに分かれ、それぞれカリキュラムが増えます。
前者は対象部位が増えます。頭部および顔面部の筋群が新たに追加され、腕部および脚部の筋群が増えます。
後者については、深層部はもちろんですが、表層部への働きかけ(ボディストッキングの操作)やセッション構成に関わる内容(イーズポイントなど)が詳しくなります。

募集もこれから始めますが、たくさんご応募をいただくことになれば、もしかすると今期と同様に、複数のクラスを設けるためにスケジュール調整を行う必要も・・・

・・・と、ばたばたしたまま年を越しそうですが、両講師(斎藤瑞穂、小川隆之)ともやる気まんまんです。

第5期OPENPATH認定トレーニングの日程だけお知らせいたします。
内容につきましては、後ほど発表いたします。

【認定パルペーション・トレーニング開催日程】(会場は都内の予定です)
(1)4月7日(土)9:30~16:30(休憩1時間含む、以下同様)
(2)4月8日(日)9:30~16:30
(3)4月21日(土)9:30~16:30
(4)4月22日(日)9:30~16:30
(5)5月13日(日)9:30~16:30
(6)5月19日(土)9:30~16:30
(7)5月20日(日)9:30~16:30
(8)6月2日(土)9:30~16:30
(9)6月3日(日)9:30~16:30
(10)6月16日(土)9:30~16:30
(11)6月17日(日)9:30~16:30
(12)6月30日(土)9:30~16:30
(13)7月1日(日)9:30~16:30
(14)7月14日(土)9:30~16:30
(15)7月15日(日)9:30~16:30

【認定ファシャワーカー養成トレーニング開催日程】(会場はOPENPATHオフィスです)
(1)8月11日(土)10:00~17:00(休憩1時間含む、以下同様)
(2)8月12日(日)10:00~17:00
(3)8月25日(土)10:00~17:00
(4)8月26日(日)10:00~17:00
(5)9月8日(土)10:00~17:00
(6)9月9日(日)10:00~17:00
(7)9月22日(土)10:00~17:00
(8)9月23日(日)10:00~17:00
(9)10月6日(土)10:00~17:00
(10)10月7日(日)10:00~17:00
(11)10月20日(土)10:00~17:00
(12)10月21日(日)10:00~17:00
(13)11月3日(土)10:00~17:00
(14)11月4日(日)10:00~17:00
(15)11月17日(土)10:00~17:00
 
* OPENPATH認定トレーニングに興味をお持ちの方はご連絡ください。来期の案内書ができしだい送らせていただきます。

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