山陽電気鉄道神戸高速線って?
東西線(とうざいせん)は、兵庫県神戸市の山陽電気鉄道西代駅から阪急電鉄三宮駅、および高速神戸駅から阪神電気鉄道元町駅に至る神戸高速鉄道の鉄道路線。
神戸市内の阪急電鉄・阪神電鉄・山陽電鉄の各ターミナルをY字に結んでいる。花隈~三宮間の約600m(大半が高架線のため踏切はない)を除き、全線が地下線となっている。阪神・淡路大震災による被災前は西代~高速長田間の一部も地上線だった。
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路線データ
神戸高速鉄道は第三種鉄道事業者として東西線を保有し、阪急・阪神・山陽は第二種鉄道事業者として列車を運行しているが、4社の免許区間であり複雑な上、鉄道事業法施行以前は神戸高速鉄道が車両と乗務員を借り、自社路線として運営していたので、現在でも改札・運賃収受・保線などの業務は神戸高速鉄道に委託(逆委託)されている。
阪急・阪神・山陽の各事業者における第二種鉄道事業者としての路線名称は、東西線ではなく神戸高速線である。
運行形態
神戸高速鉄道は車籍を持った自社の車両を保有しておらず、東西線では阪急・阪神・山陽の車両で運行している。車籍のない車両として保線用のモーターカーを所有している。
阪神電鉄と山陽電鉄の列車による直通特急が元町~西代間を経由して阪神梅田駅~山陽姫路駅間に運転されている。このほか、阪急電鉄の列車が三宮駅から新開地駅まで運転、直通特急以外の阪神電鉄の列車が元町駅から西代駅を経て須磨浦公園駅まで、山陽電鉄の列車が西代駅から阪神三宮駅(折り返しの都合で大石駅まで回送している)・阪急三宮駅まで直通運転している。
乗り入れ各社のダイヤパターンにあわせるため、ダイヤの作成には非常に苦労するという。この影響で高速神戸や新開地で時間調整を行う列車もある。かつては阪急が昼間10分、阪神が12分、山陽が15分ヘッドのダイヤを採用していたため、まさに木に竹を接ぐような複雑怪奇なダイヤであった。現在は阪急・阪神が10分、山陽が15分ヘッドであるため、以前よりは分かりやすいダイヤとなった。
1968年(昭和43年)4月の開業以来、阪急・阪神・山陽とも、特急・急行列車は神戸高速鉄道線内は各駅に停車していた。しかし1987年(昭和62年)のJR西日本発足後の同社への対抗の意味もあり、1991年(平成3年)4月7日改正より、山陽特急に限り、西元町駅・花隈駅・大開駅は通過するようになった。神戸高速線内の急行運転はこれが最初である。この急行運転は、1998年(平成10年)2月より運転を開始した、現在の直通特急の一部に引き継がれている。
歴史
- 1968年(昭和43年)4月7日 (山陽)西代~(阪急)三宮間、高速神戸~(阪神)元町間が開業。阪急電鉄・阪神電鉄・山陽電鉄が相互直通運転開始。
- 1995年(平成7年)1月17日 阪神・淡路大震災により不通に。
- 1995年(平成7年)2月1日 (阪神)元町~高速神戸間運転再開。
- 1995年(平成7年)2月6日 花隈~新開地間運転再開。
- 1995年(平成7年)6月1日 (阪急)三宮~花隈間運転再開。
- 1995年(平成7年)6月18日 高速長田~(山陽)西代間運転再開。
- 1995年(平成7年)8月13日 新開地~高速長田間運転再開。大開駅は通過。
- 1996年(平成8年)1月17日 大開駅営業再開。
- 1998年(平成10年)2月15日 阪神電鉄・山陽電鉄が阪神梅田~山陽姫路間に直通特急を運転開始。一方、阪急電鉄による乗り入れは新開地までとなる。
駅一覧
優等列車の停車駅は阪急神戸本線・阪神本線・山陽電気鉄道本線の各記事を参照のこと。下表で示されている神戸市営地下鉄の駅はいずれも徒歩圏内にあるが、乗り換えは駅が隣接している三宮駅、高速長田駅および板宿駅(山陽電鉄本線)以外は離れた場所にあるため時間を要する。
関連項目
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』