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5 月
JBODって?
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JBOD (ジェイボド)は"Just a Bunch Of Disks(ただのディスクの束)"の略で、ディスクアレイの実装形態の一つ。複数のハードディスクを論理的に統合し、各ハードディスク容量の合計をひとまとめにして利用できるようにする技術および製品群を指す。これらを「スパニング」と呼ぶこともあるが、全く同義である。
JBODの実装パターン
JBODの実装は次に示す3パターンがある。- JBOD機能を持つRAIDコントローラカードを取り付けて、JBODにしたいハードディスクをRAIDコントローラカードに接続する。
- JBOD用として製造されたディスクアレイ製品をSCSIやファイバーチャネル等のインターフェースに接続する。
- すでに接続されている複数のハードディスクを、ソフトウェア的に統合してJBODとする。(Windows NT系列のOSには「スパン」という名称でこの機能が標準装備されている)
RAIDとの関係
RAIDコントローラカードの機能として備わっていたり、RAID関連製品製造メーカーによって各種の製品が発売されているためRAIDの一種と思われがちだが、RAID(RAID 0を除く)は容量を多少犠牲にしてでも信頼性を確保したいという意識で用いられるのに対し、JBODは信頼性を多少犠牲にしてでも大容量を確保したいときに用いられる。つまり、全く正反対の実装である。主目的のために信頼性を犠牲にするという点ではRAID 0と共通する。構成するハードディスク台数と信頼性の関係もRAID 0と同様、台数の逆数(つまり、2台で構成するなら1/2、4台で構成するなら1/4)となる。この問題を縮小するため、JBODディスクアレイ製品内に含まれるハードディスクには、特に高品質なものが選定されていると見られる。
JBODの使用例
- 仮に2TBの容量を求めるなら、500GBハードディスクを4台買ってきて、JBODで統合すれば思い通りの結果になる。また、同等の構造の外付けハードディスクも販売されている。
- パソコンやサーバの入れ替えによって発生する、(今となっては)小さな容量のハードディスクをJBODでまとめて、利用しやすい容量にして再利用する。たとえば4GB、10GB、16GB、20GBの4台を統合し50GBの単一ドライブとして使うことができる。
JBODの留意点
JBODは上記2例のように極めて大規模な容量を求める場合や、装置の入れ替えなどで一旦現役を退いたハードディスクを再利用する上で値打ちがあるものの、ハードディスクの大容量化と低価格化がどんどん進んでいる現状を見ると、使い道は限られている。JBODを一時しのぎとして使い、その間に大容量のハードディスクを入手するのが現実的である。巨大容量を確保するケースでは、信頼性を保つ方策が少ないので運用にあたっては万全の注意が必要である。JBODで構成した容量に相当する大容量ハードディスクの新製品が出回るようになれば、なるべく早く新しい大容量ハードディスクへの移転を考えるのが得策である。
関連項目
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』