サンダーバード (Thunderbirds) は、1965年にイギリスで放映された人形劇による1時間枠の特撮テレビ番組。
従来のマリオネットの頭部に俳優の台詞に連動して唇や目を動かす装置を仕込んで、より人間的な動作や表情を実現し、特撮を駆使して実写に近いリアル感を演出したスーパーマリオネーションと呼ばれる手法を使用している。
製作は操り人形を用いた特撮映画やテレビシリーズを多く製作していた、ジェリー・アンダーソン率いるAPフィルムズである。配給会社はITC。
1966年に(サンダーバード 劇場版 )、1968年に(サンダーバード6号 )を劇場版として公開した。
概要
ストーリー
世界各地で発生した事故や災害で絶体絶命の危機に瀕した人々を国際救助隊(
IR:
International
Rescue)と名乗る謎の組織がスーパーメカを駆使して救助する活躍を描く物語である。
時代設定
21世紀が舞台。映像上では第31話の中に出てきたカレンダーに
2026年と記されている。
ただし放映当時に製作された設定では西暦2065年が舞台とされており、当時のメディア展開は全てこの設定を元に記述されている。1970~90年代には、この2026年を基準とする「新設定」が台頭した。現在、公式の設定年代は再び西暦2065年に戻されている。
製作前・製作時
本作は
1963年「スティングレイ」の後番組を構想中のジェリーが、ドイツの
マチルド鉱山で起きた、129人が生き埋めになった浸水落盤事故で、29人が死亡したが懸命な救助の結果100人が救出された事を知り「国際的な協力で、科学的な設備を持って救助すれば被害は食い止められる」と思いつき、企画案「国際救助隊」をまとめた。
ITCのルー・グレイドが本企画を承認し、ポルトガルのアルブフェリア村の貸別荘でシルヴィア・アンダーソンに口述筆記させ完成させた。最初のエピソード"Trapped in the sky"(私訳「大空の虜」)は、ジェリーが従軍時代マンストン基地で目撃した胴体着陸事故に基づく。企画成立直前に、ジェリーは第二次大戦中に行方不明(戦死認定)となった兄ライオネルからの手紙に記された「サンダーバード平原」という名を思い出し、企画タイトルを「サンダーバーズ」に改めた。それまで国際救助隊のメカはレスキュー1~5と呼ばれていた。
本作試写時、グレイドは「最早映画だ」と絶賛し、当時ITC配給中最高級の1本22,000ポンドを与え、30分番組の予定を1時間枠に拡大した。放送開始と共に、全国紙で特集が組まれるほどの社会現象を引き起こし、子供番組史上まれに見る人気作品となった。
放映時・放映後
人形劇でありながら、その模型のリアルさ、質感の充実、子供でも理解できる単純なストーリー、「救助」という前向きで健全なイメージ、これら全てが明確な世界観を提示して大好評を博した。ロケット噴射の描写などの特撮技術も優れており、その後の特撮作品への多大な影響を及ぼした。登場するメカもデザイン的に極めて斬新かつ洗練されていた。音楽もオーケストラサウンドを基本に、質が高く映像にマッチしたものだった。
最後の6本は後から追加製作された、いわゆる第2シーズンである。既に「キャプテン・スカーレット」が作られていたため、人形もその技術を使い、ギミックの一部が顔から胸に移されたので、プロポーションがやや改善されている。他にもセットが若干変更されているが、いずれも言われないとわからない程の違いである。
登場人物のコスチュームも当時の最先端のモードを積極的に取り入れ、基本的に対象としている男子児童だけではなく女子児童の関心も掴んだ。当時、番組に登場した人形をベースにしたファッション情報誌も制作されたほどである。
しかし、本作最大の目的だった米三大ネットワークへのセールスは失敗。これは、1時間番組という枠が子供番組に不向きだったとも、グレイドが販売価格を吊り上げすぎたとも言われる。今でもアメリカでSF人形劇と言えば「宇宙船XL-5」が最もメジャーで、「サンダーバード」の知名度は低い。
劇場版
- 「サンダーバード 劇場版」(Thunderbirds are Go)・1966年
- 当稿では区別のため「劇場版」と呼ぶ。
- 「サンダーバード6号」(Thunderbird 6)・1968年
- 当稿では「6号」と呼ぶ。「劇場版」「6号」はTVシリーズの延長線上で発生した大事件の話で、基本設定も全く同じである。いずれも興行的には不入りで、ブームは急速に終わりを迎える。
- 「サンダーバード (映画)」(Thunderbirds)・2004年
- 当稿では「実写版」と呼ぶ。人間の俳優によるリメイクで、基本設定以外のスタッフ・キャストは別物である。
これら3作については、上記リンク先の記事も参照。
登場人物
前述のように本作の設定年代(特に人物の生年)は、2バージョン存在する。70~90年代に使用された
2026年基準の設定では、登場人物の生年月日やバイオグラフィーはこの年を基準に設定、バージルが次男、ジョンが三男だった。しかし現在では、版権元である
カールトン・インターナショナルによって年代設定が製作当時の公式設定だった
2065年に改訂され、各人物のバイオグラフィーも本来のものに戻された。同じくアンダーソン製作で、設定年代2068年のキャプテンスカーレットや2064年のスティングレイの設定とのクロスオーバー的な記述が多々見られるのは、放送当時の設定年代が地続きだったからである。
特記がない限り、本稿の内容は2065年基準のものとする。兄弟の名前は、
マーキュリー計画の宇宙飛行士の名から付けられたと推測される。
- ジェフ・トレーシー (ピーター・ダイネリー)
- 2009年(2026年基準版設定では1970年)1月2日、カンサス州の農園生まれ、56歳。国際救助隊総司令。アメリカ空軍に入隊。数理的才能を買われ宇宙局事業団に参加し、宇宙飛行士として月面に立った経験を持つ。そのため、宇宙開発事業には強い関心を持っている。妻ルシルの死をきっかけに軍及び宇宙局を退役。退役時の階級は大佐。退役後は土木建設事業を起こし、事業及び彼やブレインズの特許によって巨万の富を得る。その資本を元に、多くの人間の協力を得て国際救助隊を設立。地球上のあらゆる災害から人命を救助している。
- 冷静沈着で、経験に裏付けられた指揮は秀逸。人命こそが何よりも優先されるとの信条を強く持つ。一部組織の利益や財産、施設の保護を念頭に入れてしまうと、人命の優先度が低くされる事を懸念しているため、国際救助隊の存在は徹底的に秘匿されており、不必要な消火活動(英国:27話/日本:26話)や緊急性を要しない出動を咎め、逆に人命救助や二次災害防止のためには重要施設であろうと必要最低限の破壊を厭わない姿勢を持つ。一方で慈善活動や子供の夢のためには出動を許可(英国:31話/日本:32話)しており、幅の広い見識や柔軟性も持ち合わせているようだ。
- 初期設定(1970年生まれの2026年基準版)では彼が人類初の月面着陸を果たしたということになっていた。これは、サンダーバードが制作された1965年当時、人類が月面に到達することなどはるか遠い未来のことと考えられていたため、彼が月面に到達したのは21世紀のことという設定にされたものと推測される。現実の歴史では、彼の生まれる1年前の1969年にアポロ11号のニール・アームストロングとバズ・オルドリンによって月面着陸が成し遂げられているため現在では修正され、「人類初」の月面着陸を果たしたという設定は廃止された。
- スコット・トレーシー(シェーン・リマー)
- 2039年4月4日生まれ(26歳)、長男。サンダーバード(TB)1号担当。主に救助現場での指揮にあたる。エール大学とオックスフォード大学卒。救助隊創設前はアメリカ空軍に所属し、多くの功績を上げていた。
- ジョン・トレーシー(レイ・バレット)
- 2040年10月8日生まれ(25歳)、次男。天文学者で、専門書を執筆するほど。宇宙ステーション・TB5号に常駐。ハーバード大学で学位を取得。救助活動に参加した描写は、日本版第16話「オーシャンパイオニア号の危機」でのみ見られる。
- バージル・トレーシー(デビッド・ホリディ→ジェレミィ・ウィルキン)
- 2041年8月15日生まれ(24歳)、三男。TB2号担当。また各種救助装備の操作を行う。ピアノの腕は玄人並で、絵画も嗜むなど芸術肌の一面を持つ。それを反映してか、左利きとして描かれている。高等科学技術のデンバー・スクール卒業。
- ゴードン・トレーシー(デビッド・グラハム)
- 2043年2月14日生まれ(22歳)、四男。TB4号担当。オリンピックのバタフライで金メダリストになったほどの腕を持つ。TB2号の助手を務める場合もあり。救助隊創設前は「海底大戦争 スティングレイ」の汎海洋救難・防衛組織「WASP」に所属していた。
- アラン・トレーシー(マット・ジマーマン《第一話のみレイ・バレット》)
- 2044年3月12日生まれ(21歳)、五男。TB3号担当。TB5号におけるジョンの交代要員も務める。カーレースのチャンピオンドライバー。コロラド大学で学位を取得。
- ブレインズ(デビッド・グラハム)
- 2040年11月14日生まれ(25歳)。天才科学者。サンダーバード機および全救助メカを開発。本名はホラチオ・ハッケンバッカー。ハイラム・K・ハッケンバッカーという名で最新旅客機の設計等の対外活動をしている。救助活動では科学的なアドバイスを隊員に送るほか、救助に直接参加することもある。
- ペネロープ・クレイトン・ワード(シルヴィア・アンダーソン)
- 2039年12月24日生まれ(26歳)。通称レディ・ペネロープ。専属諜報員、貴族の子女で、ロンドン郊外の彼女の邸宅が救助隊のロンドン支部である。
- アロイシャス・パーカー(デビット・グラハム)
- 2013年5月30日生まれ(52歳)。ワード家(ペネロープ)の執事・FAB1の運転手。元は金庫破りで、ペネロープに逮捕された。この縁で、出所後に彼女の執事となった。裏社会では『ノージー(鼻)』と呼ばれていた。常に金庫破りの7つ道具を持ち歩いている。ロンドン出身で、強いコックニー訛りを話す。
- ザ・フッド(レイ・バレット)
- 2018年7月17日生まれ。シリーズを通して敵対する兵器ブローカーであり、サンダーバードにおける数少ない悪人。特定の部下は持たず、主に単独で国際救助隊の秘密を探る。変装が得意。非常に強力な催眠術と思しき呪術を会得しており、この所作の際に両眼が光る。東南アジアの山中と思しき場所の寺院を改造した私邸に住む。
- キラノ(デビッド・グラハム/篠田節夫)
- 生年月日は不明。トレーシー家の執事。かつて宇宙食の研究・改良に従事していた事が縁でジェフに見出された。善意の人物だが、実はフッドの腹違いの弟(しかし、原語では、フッドが彼を「my old brother」、つまり兄と呼んでおり、矛盾している)で、そのためかしばしばフッドの呪術により操られてしまう。
- ティンティン(日本語版ではミンミンに改名、クリスティーヌ・フィン)
- 2043年6月20日生まれ(22歳)。キラノの娘。救助に際して、ブレインズの助手を務める事がある。アランとはかなり仲がよい。アメリカの大学を主席で卒業した、才色兼備の女性。
- グランマ(日本語版では「おばあちゃん」、クリスティーヌ・フィン/川路夏子)
- ジェフの母で、トレーシー兄弟の祖母にあたる。ニューメキシコで一人暮らしをしていたが、現在ではトレーシー島に暮らしている。料理は見事な腕を持つ。
声の出演
「劇場版」「6号」の吹替はかなり複雑である。
- 最初は「TV版」と同じキャストでアフレコされた。
- その後「TV版」の音源が紛失したので「映画A」で再アフレコされた。このため、「劇場版」「6号」がTV放映される時は「映画A」か字幕スーパーで行われていた。
- さらにレーザーディスク化された際、日本公開時にカットされたシーンを埋める意味もあって「映画B」でもアフレコされた。
- 2003年8月、2004年1月に「劇場版」がNHKで放映された際は「TV版」と極力同じキャストがあてられた。しかし中には故人や引退した者もいたため、一部の声優に変更した「映画C」でアフレコされた。2004年11月10日に発売された「劇場版」「6号」のDVDでは「映画C」でアフレコされたものが収録されている。
NTTのテレビコマーシャルにサンダーバードが使われた際に、声はまた別の声優がアフレコしている。当時CMを視聴した者からの情報として、ほぼ間違いなく確定できるものは僅かだが、今後補足される可能性を考え、ここに併せて記す。
登場する主要なメカ
サンダーバード機
タイトルである「サンダーバード」とは、ナンバリングされた主要な救助用メカニックの事である。詳細はそれぞれの個別項目を参照。
- サンダーバード1号
- サンダーバード2号
- サンダーバード3号
- サンダーバード4号
- サンダーバード5号
ポッド(コンテナ)メカ
サンダーバード2号のポッドにより輸送される、各種専門救助装備。
- 風圧クッション車(The Hover Bed)
- 後方の風圧クッションで落下する人間を受け止めるための車両。POD1に搭載。
- 消防車(英明不明)
- 化学消火車両。POD1に搭載。
- ジェットモグラ(The Mole)
- 地底を進むドリルメカ。ジェットモグラは玩具での名称であり、番組の日本語訳では英語名の直訳である「モグラー」としか呼ばれていない。POD3・5に搭載。
- 高速エレベーターカー(The Hi-Speed Elevator Cars)
- 航空機の外部着陸脚車両。マスターエレベーターカーは有人で、遠隔操縦によって無人のスレーブエレベーターカーを複数コントロールすることができる。POD3に搭載。
- ジェットブルドーザー(The Firefly)
- 火災救救助装備。大規模な爆発現場などで、がれきを押しのけながら救出作業を行う、耐熱ブルドーザー。POD3・6に搭載。
- 磁力牽引車(The Recovery Vehicles)
- 二つの巻き取り電磁石砲を装備した汎用牽引車。POD5に搭載。
- 鉄の爪タンク(The Drilling and Crushing Excavator)
- 回転ドラムについた鉄の爪で岩を崩す掘削作業車である。削岩車とも呼ばれている。POD5に搭載。
- レーザー切断車(The Laser Beam Cutter,The Thunderizer, The Laser Cutter Vehicle)
- レーザー光線で厚い扉を溶断する一人乗りのコンパクトなビークル・メカ。POD5に搭載。
- 電波発信車(The Radio Beam Transmitter Truck)
- 強力な誘導コントロール電波を宇宙空間にまで放射する特殊車両である。POD6に搭載。
- ジェットクレーン(The Mobile Crane)
- 高い位置の場所に救助隊員を上げるクレーンを装備し、高速走行も可能な大型6輪車両である。POD3に搭載。
- トンネル探索車(The Monobrake)
- モノレールのトンネル内に残された人々を捜索するための車高が低い車両。POD1・6に搭載。
- 吸着ハンド車(The Domo , Restraining Unit)
- 強力な3本の吸着ハンドで崩れる建物の壁を支える特殊作業車である。POD3に搭載。
- 超音波中和機(The Bomb Neutralizer)
- 耳に聞こえない超音波などを除去する機械。POD1に搭載。
- 救助物資運送砲車(The Rescue Pack Vehicle, The Boost Mortar)
- 高い建物の中で救助を待つ人を救出する装置を内蔵したカプセルを発射するビークルである。POD3に搭載。
プラモデル版オリジナルメカ
- エックスカー(X-car)
- 二本の腕で扉を破り、障害物を車体中央に飲み込む。海外の漫画にしか出ていないが、日本でもプラモデル化されたため、知名度がそれなりにある。
- サンダーバード7号
その他
- FAB-1
- ロンドンエージェント、レディ・ペネロープの用いる、ピンク色の6輪乗用車。ボンドカーばりに外見からは判らない特殊装備を複数持つ。水陸両用。2500ポンドで製作された。その名称、フロントグリル及びスピリッツ=オブ=エクスタシー(フロントグリル上の天女像、アメリカでフライングレディと称される)の使用については、ロールス・ロイス社から「略称を用いない」「単に『車』と呼ばず『ロールス・ロイス』と呼ぶ」などの条件下で許可を得ており、ロールス・ロイス以外の呼称は実は許されていない。日本のメディアや玩具ではペネロープ号、「劇場版」ではスーパーロイスと呼ばれていた。「実写版」ではフォード・モーターの2004年型サンダーバードがベースで、水陸空対応となった。
スタッフ
後にハリウッドで活躍することになる有能な人材が、作品を支えた。
- 製作:ジェリー・アンダーソン
- 監督:アラン・パティロ/デズモンド・サンダース 他
- 製作補:レッグ・ヒル
- 撮影監督:ジョン・リード
- キャラクター原案:シルヴィア・アンダーソン
- 美術監督:ボブ・ベル
- 特殊効果監督:デレク・メディングス
- 人形操作監督:クリスティーン・グランビル/メアリー・ターナー
- 音楽監督:バリー・グレイ
- 特殊効果:ライティング・カメラマン/マイケル・ウィルソン、ハリー・オークス
- カメラオペレーター:ジミー・エリオット、アラン・ペリー、ゲオフ・メルドラム、ノエル・ローランド、ジェリー・コックソオール、テッド・カトクック
- 人形オペレーター:イボンヌ・ハンター、ワンダ・ウェブ、キャロリン・ターナー、ジュディス・シャット、アーネスト・シャット
- 人形制作:ジョン・ブラウン、ジョン・ブランドオール
- 衣装:エリザベス・コールマン
- 美術監督助手:グレンビル・ノット
- スクリプト・エディター:アラン・パティロ
- 編集:レン・ウォルター、デビッド・レーン、ピーター・エリオット、ハリー・マクドナルド、ハリー・レドガー
- サウンド・エディター:ジョン・ペヴェリル
- スクリプト・スーパービジョン:ジェリー&シルヴィア・アンダーソン
- 脚本:ジェリー&シルヴィア・アンダーソン他
- 第2特撮スタッフ
- 監督:ブライアン・ジョンコック、イアン・スクーネス、ジミー・エリオット、シャウン・ホイタッカー=クック
- ライティング・カメラマン:ハリー・オークス
- カメラオペレーター:ジョン・フォーレイ、ジェリー・コックソール
- サウンド・エディター:ブライアン・ヒッキン、ジョン・ビートン、トニー・レニー、ノーマル・コール、ピーター・ペンネル
- ダイアログ・エディター:ロイ・ラフベリー
- 小道具:アーサー・クリップス
- サウンド:モーリス・アスキュー、ジョン・テイラー、ケン・スクリヴェナー
- 制作:APFテレビジョンプロダクション
- 提携:ATV
- 配給:インターナショナル・テレビジョン・コーポレーション (ITC)
日本での放映
オープニング曲
- 英国語版はハイライトシーンと登場人物紹介でそれぞれ違うインストゥメンタルが使われた。
- 日本語版は上記シーンで分けることなく日本語による主題歌である。
放映リスト
日本の放送日とサブタイトルはNHK初回分、英国の放送日は初回分。
サンダーバードの影響を受けた人物・事物
本作は以降の日本のSF作品へも大きな影響を及ぼした。その範囲は、非営利の民間組織が救助活動を行うという作品設定に始まり、メカニックの役割分担(色分け)や「秘密基地」のコンセプト、発進シーンに代表されるミニチュアワーク、人形の操演技術、BGMの使い方のセンス等々、多岐にわたる。例えば「
ウルトラセブン」においても、企画書の段階から本作の名を挙げて、防衛チームの基地やメカニックをより魅力的に見せるよう謳っている記述がある。以下にはパロディー等も含めて、サンダーバードの影響が顕著と見られるものを挙げる。アニメ・特撮・人形劇については、他のアンダーソン作品の影響も受けたものが多いため「
ジェリー・アンダーソン」の項も併せて参照のこと。
玩具など
- 今井科学 - 初回放映当時、爆発的人気となったサンダーバード各機や秘密基地のプラモデルの発売元。
- 小松崎茂 - 今井科学のプラモデルのボックスアート(箱絵)を多数手がけた画家・イラストレーター。プラモデルは箱絵も含めて、本作の人気を大きく後押しした。
- 有馬玩具博物館 - オリジナルのパーカー人形を展示。
映像作品
- ウルトラシリーズ - 前述の様に地球防衛チームの設定・演出に多大な影響が見られる。
- Xボンバー - 日本製の特撮人形劇。日本の人形劇ではパペットが主流な中、本作と同様にマリオネットを使用した数少ない作品。
- ゼロテスター - 本作の作品設定を強く意識したアニメーション作品。
- 科学救助隊テクノボイジャー - 本作のアニメ版として企画されたアニメーション作品。
パロディ
パチンコ・パチスロ
その他
- 「サンダーバード」(直訳で特急列車の『雷鳥』)にちなんで、1995年にはJR西日本の特急「サンダーバード」のCMキャラクターに起用された。
- 有名なテーマ曲は、バラエティ作品を中心に今なおあちこちのテレビ番組で耳にする機会が多い。純粋な行進曲としての他に、発進シーンへの連想からか、機械仕掛けのものが動き始めるといった場面でBGMに使われることが多い。
- 3代目スバル・フォレスターのCMはサンダーバード機の発進シークエンスをモチーフとしている。CM曲もサンダーバードのテーマ曲が使われている。
外部リンク
<center>
<table border=1>
<td width=30% align=center>前制作:<br/>海底大戦争 スティングレイ
<td width=40% align=center>アンダーソン作品
<td width=30% align=center>次制作:<br/>キャプテン・スカーレット
</center>
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』