ギンヌンガガプって?

ギンヌンガガプGinnungagapギンヌンガ・ガップとも)とは、北欧神話に登場する、世界の創造の前に存在していた巨大で空虚な裂け目のことである。

日本語訳ではギンヌンガの淵- ふち)、ギンヌンガの裂け目- さ- め)という表記もみられる。


ギンヌンガガプの北からはニヴルヘイムの激しい寒気が、南からはムスペルヘイムの耐え難い熱気が吹きつけている。世界の始まりの時において、寒気と熱気がギンヌンガガプで衝突した。熱気が霜に当たると、霜から垂れた滴が毒気(Eitr)となり、その毒気はユミルという巨人に変じた。このユミルは全ての霜の巨人たちの父となり、またのちに殺され彼の肉体によって世界が形作られることとなる。滴からは牝アウズンブラも生まれ、ユミルはアウズンブラから流れ出る乳を飲んで生き延びた。アウズンブラは氷をなめ、そのなめた部分からブーリが生まれた。北欧神話の主神であるオーディンはブーリの孫にあたる。のちにオーディンらによってユミルが殺されたときに、ギンヌンガガプはユミルの血で満たされたという。



出典

  • Kevin Crossley Holland 『The Norse Myths』



関連項目


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

コメントはまだありません

コメントはまだありません。

Comments RSS TrackBack Identifier URI

コメントフォームは現在閉鎖中です。

ホットワード ギンヌンガガプ 紹介 北欧神話
割引クーポンまとめ情報 - クー割