映画『ヤコブへの手紙』
映画『ヤコブへの手紙』。
フィンランドの澄んでいて冷えている空気や色。
森、空、海、水。
がしかし
それどころではなく。
ここからネタバレです。
ストーリーは全体像は想像できたけれども
どうして主人公・レイラが罪を犯したのかという
具体的なところまではわからず。
それが家族内暴力で
そもそもの物語の祈りと相まって
映画館にも関わらず、涙が止まらない。
ハンカチはすっかり湿ってしまった。
レイラの、手紙の、祈りの言葉が
わたしの祈りの言葉でもあり救いの言葉でもあり。
映画は淡々と美しく静かに進んでいる
そちらに集中しようと
止まらない涙を放っておく。
映画館中で泣いているようで
やはりそういうことがあったひとは多いのか知らん
とか
そうでなくとも
レイラの、ヤコブの、手紙の祈りが琴線に触れたのか知らん
とか
わたしはもう先程までのように入り込めず。
ただただ
聞かないようにしても入ってくる音だけで
涙は新たに流れ
これは困った、ただの壊れた物体、水漏れです。
でも、壊れたように泣くのも、何かが消化されて行くのかもしれないなぁと
考えているうちに
映画に戻れないうちに
終わってしまったのでした。