チャップリン
ギンレイホールの言うとおり。
チャールズ・チャップリンの『犬の生活』と『キッド』
周防正行の『ダンシング・チャップリン』
チャールズ・チャップリンの『街の明』
あの滑稽な動きはフィルムの回転数を間違えてしまったから
というのを聞いたことがあるのだが、どこにも載ってないな。
『犬の生活』も『キッド』も単純な笑いがよかった。
食べ物をうまいことかすめ取るとか、そのバリエーション。
ただ、それだけに、想像できて、つまらなかったり。
日常な感じ。
ただ、うん、それは、鍋一個、シーツ一つ、作りこまれたもので
余すところなくそこにあるものを使っていて
完全な非日常なんだけど、さ。
作りこまれた世界って好き。
心地よすぎて寝てしまったけど。
そして『ダンシング・チャップリン』。
「美しいものが見たかった」と周防さん。
ぼく、おくさん大好きなんですってのがわかる。
チャップリンを題材にした「ダンシング・チャップリン」というバレエ作品を映画にしました。
振付はローラン・プティが、
ダンサー、ルイジ・ボニーノのために作ったもので
初演から踊り続ける彼は60歳だって。
その作品に、草刈民代も加わり、さぁ、いざ。
草刈民代もルイージも、他のダンサーも、目指すところの高さが違う。
舞台ではなく映像だから、完璧にしなければ、と。
厳しく、そしてチャーミングで、美しい。
うん、確かに、美しい。
草刈民代、美しいなぁ。ずっと見ていたいなぁ。好きなことさせていたい。
ダンサーは、今、が、大切なんだってのが、ビンビン伝わってくる。
かわいいなぁ、民代。
ただ、周防さんは、負けてる気がする。
これを映像にした意味がいまいち中途半端な感じがする。
もっとシンプルに、もしくはもっとやりこめたほうが面白かったのでは。
特に公園のシーンなどは、実際の木やベンチもひっくるめて
人が普通にいる公園の中でとか、のほうがよかったとおもう。
ダンスは素晴らしかったけど、映画としての部分が調和が取れてなかったかも。
と偉そうに言ってみる。