ことば

本を借りて読んでいる。

その本を貸してくれる人は、大好きな人です。
会社のひとで、その人の仕事ぶりも服装も話し方も容姿もギャグも、時々教えてくれる家族との様子も、大好きだ。

本を借りて読んでいる。難しい。日本語の意味がすっと入ってこない。こういうときにこういう言葉使うんだ。とばかり喜んでいられない。比喩だったらどんなことなのか考えないと。比喩ならまだいい。比喩じゃない時は言葉の意味に立ち戻らないと、悔しくてたまに辞書を引く。悔しいので何を引いたか教えない。でもこれらの一連が、読書の内容も然りなんだけど、がんばってまで読むのが、少しの自己満足を含みつつ、すごく楽しい行動です。

これって、好きってことなんだな。
あぁ、そもそも大好きなんだけれども。

人を好きになるときに、その人の言葉の使い方、その人の考え方が大切なのはわかるでしょう。

彼は何でもちゃんと説明してくれる。
わからないことを聞いているから、わからないことばがかえってくることもある。
ややこしいことばがかえってくることもある。
「わからない。。。」
ちゃんと咀嚼して、自分の言葉になってるから、煙に巻こうとしているわけじゃないのがわかる。
いつもどんどんカメラが切り替わるように、違う説明がぽんぽん出てくる。
そのスピードとその切り替りがわくわくする。
わくわくばかりしているので、失礼なほど、理解できない。
だからおちおち質問できない。
そして悔しいから一生懸命自分で咀嚼して咀嚼してでてきたものをみせたい。
あぁ、汚い一文になっちゃいました。

ことばが好きだ、ということになるんでしょうか。
考え方が好きだ、ということになるんでしょうか。

彼から借りている本を読んでいると
内容と、言葉の使い方の両方で、震える。
そして、わからない。
わからにゃ〜い。
にゃぁにゃぁ。


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