【012】「生きること」について

【012】「生きること」について

生きるということは、どういうことか。

未開社会にどこでもある考え方に「生まれ変わり」がある。
人は死ぬことができない、
死者の世界も生のある世界もひっくるめて、
ひとつの社会。
そのなかで仏教は、死からの跳躍、極楽という価値観をもつ。

近代においては3人。
エンゲルスは、生は死を含む。
死を含まない生理学は無意味であり、
死というのは、有機体の消滅と身体のその先に魂の消滅がある。
ボーヴォワールは、死は世界における不在。
フーコーは、原理としての死は究極的な生の分析者。
道具としての死を捉えたユニークで新しい考えである。

E.K.ロスは『死ぬ瞬間』には5つの段階。
01. 否認
02. 怒り・憤り
03. 延命・取引
04. 抑鬱
05. 受容
むずかしい事柄にぶつかったときの心の過程は
死に至る5つの段階をよくやっていることがわかる。
これは文学作品の解釈の手助けにもなる。

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5つの段階は、体験として、よくわかる。
とても落ち着く考えだと思う。
この考えを知っているからって
この段階を飛び級できるわけじゃないと思うけれど
自分の心がきちんと過程を踏んでいることがわかるだけでも
安心の手助けになる。


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