漆原友紀「フィラメント―漆原友紀作品集」を読みました。読みながら、何度か閃光が走るように、小さい頃の記憶を思い出しました。でもそれはとてもかすかな光で、ふすまを少し開けて部屋の中をのぞくような感じにしか思い出せない。とてもぼうんやりと。鼻先を何か懐かしいものが通ったような気がして、背よりも大きなものを感じる。そこには澄んだ音がしているような気がする。だけど、何もふれられない。届かない。もう一度読んだら、もう少し届くだろうか。
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This entry was written 1:10 AM 2004 年 10 月 30 日 by aki.
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