地上は、くもりぞら。
高度を上げていくと、
まわりの色はあれよあれよという間に、
ねずみ色から、柔らかい白へ、
そして、空色へと、変わっていった。
その空色も、
水色、青色、紺色、群青色、茜色、桃色、黄色と
大盤振る舞い。
その上、月まででていた。
カメラを持っていなかったことを今日ほど悔やんだ日はなかった。
こんな空を毎日のように見られるのなら、
パイロットになるのもいいなぁ。
空は、暗くなっていき、しかし青色で、
まるで深海のようで。
海のうえの、漁船の明かりが、
まるで遠く瞬く星のようで。
いろいろあべこべだなぁ。