3 月
28

「先生を流産させる会」中学生は何故?

Posted by a6hootazemi in わけい, 授業論・教育方法

 愛知県半田市の中学で、1年の男子生徒が「先生を流産させる会」を結成して、給食に異物を混入させたり、いすのねじをゆるめたりと、本当に流産させるための行動をしていたというニュースは、実に寒々しい思いがしましたね。ただ救いは、他の生徒が傍観者となるのではなく、異物混入をみて、他の先生に報告して、行為が明るみに出たということでしょう。これで、傍観者生徒と行為が続いて、実際に流産でもしたら、どういうことになっていたのかと思うと、恐ろしいですね。
 でも、中学一年生って、流産ということを、どういうように理解しているのでしょう。
 こんな生徒がいたら、どう指導しますか?(わけい)


12 月
27

お子さまランチはいつごろまで?

Posted by a6hootazemi in 外国研究, 授業論・教育方法

 みなさんは、お子さまランチは好きだったのでしょうか。僕自身は食べた記憶がなく、好きも嫌いもないのですが、ウィキペディアによると、1930年に三越で考案されたそうなので、僕の子ども時代にもあったはずですが、そういうレストランなどには連れていかれた経験がないので、知らなかったのです。かなり高級なレストランにしか、お子さまランチはなかったと思います。今風のフィミレスはなく、外食といえば、普通はそば屋、ラーメン屋、食堂であり、贅沢なときには寿司屋という感じだったし、そこにはお子さまランチはありませんでしたね。
 
 こんな話をするのは、マナブ君の「発達段階」ということに触発されてのことです。教科書のことを考えていたときに、日本の教科書とヨーロッパの教科書の考え方の相違が、お子さまランチに対する相違と似たところがあるのではないか、というのが、きっかけです。みなさんも考えてみてください。
 
 日本の教育というのは、ものすごく「発達段階」を意識していると思います。その最たるものが教科書で、とにかく、漢字の配列や単元の内容について、習ったか、習っていないかを厳密にチェックした上での記述がなされています。
 また、歴史に典型的なのですが、小学校ではごく簡単に、中学校で少々詳しく、高校ですごく詳しく、というように、同心円的に「発達段階」が「考慮」された内容になっています。しかし、これって、本当に発達段階への適切なる配慮であるかは、別問題で、他の国と比較すると、違う考え方もできるのだということがわかります。
 ヨーロッパの歴史教育は、こんな「配慮」はありません。教科書は学校段階でそんなに違うことがないのです。むしろ、「歴史教科書」というのは、年齢にあまり限定されないように作成されている気がします。そして、小学校段階では、古代、中学で中世、高校で近代というように、時代を追って学ぶので、教科書は一般的に詳しいのです。
 
 そして、思い出したのがお子さまランチです。
 ヨーロッパでは、そもそも子どもはレストランに入ることができません。日本のファミレス風の店もあり、そうしたところではたまに見かけるのですが、特に高級でもないけど、とりあえずちゃんとしたレストランは、子どもの入場を厳しく制限していると思いますし、そもそも連れて行く親がほとんどいないと思います。従って、お子さまランチなるものが、存在しないわけです。もちろん、見たこともありません。
 
 どんな民族でも子どもの味覚と大人の味覚は違いますから、ヨーロッパだって子ども用の、あるいは子どもが好むような食べ物や飲み物はあります。でも、日本ほどではないような気がします。つまり、日本の方が、子ども用の食べ物が豊富な気がするのです。もともと、日本では子どもが大切にされ、ヨーロッパでは、子どもは小さな大人と考えられていたと言われています。つまり、発達段階という考え方が、ヨーロッパでは近代まで極めて弱かったわけです。しかし、子どもの発見、青年の発見、発達段階の研究などは、欧米で進みました。シュタイナー教育など、発達段階への独特な考察に基づいて、教育内容を構成する学校も栄えていますが、それはドイツ産です。
 
 あまり堅いことではなく、みなさんは、お子さまランチをいつころまで食べていたでしょう。お子さまランチの思い出など紹介してみてください。意外と深い意味があるかも知れません。(わけい)
 
to: マナブ
発達段階の基礎理論としては、やはり、ピアジェを短いものでいいので、一度しっかり勉強しておいてください。


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