魔術師☆
火曜日, 9 月 20th, 2011
チェコアニメの巨匠、チェコの偉大なる芸術家、
魔術師、錬金術師・・・ヤン・シュヴァンクマイエルと妻エヴァ
の『映画とその周辺展』に行ってきました。
最終日ということもあり、ラフォーレミュージアムは
階段下まで長蛇の列でした。


その膨大な作品群は、宮殿を買い取って、そこに陳列されて
あったとのこと。骨や剥製、羽 、鉱物、陶器、がらくた・・・etc
などをつなぎ併せ、魔術師の手にかかれば、見たこともない
世にも怪しげな生き物や、フェティシュな産物に生まれ変わります。

アニメーションに登場したファウストのマリオネット、オテサーネクの原画、
アリスの人形、コラージュ、ドローイング、油彩画などの数々。
プラハにある化石や鉱物など考古学的なものが並ぶ、国立博物館と
シンクロして、彼の作品を見ていると、まさにチェコそのものの様です。
アニメーション(コマ撮り)が素晴らしいことは言うまでもありませんが、
驚いたのが、なんといってもそれらの物語に登場する作品一つ一つの
クオリティの高さ!!
アニメーションにしなくても、その一作品で彼らのすべての世界が
見て取れました。
現在公開中の映画、サヴァイビング・ライフ上映に伴う展覧会で、
これまた私の好きなマックスエルンストとの展覧会も同時公開
されています。

スタンプラリーがあったりしてびっくり!!
と言うのも、私がシュヴァンクマイエルを知った10年程前は、
もっとアンダーグラウンドな存在で、(それでも、新作上映される
と何かと大トピックとなっていましたが、)もっと非日常的な存在
だったので、すっかりメジャーになってしまい、なんだかちょっぴり
寂しいような複雑な気持ちなのです。
江戸川乱歩の人間椅子や、ラフガディオ・ハーン(小泉八雲)
の怪談の挿絵も手がけています。
技法は、コラージュや日本の彫り師を起用して木版にしています。
学生時代に影響を受けた作家とリンクするところも、私が
シュヴァンクマイエルさんに一層魅力を感じる理由の一つなのです。
シュヴァンクマイエル情報サイト
チェコセンター
Jan Švankmajer ←オススメ☆
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